次に、SQL Anywhere バージョン 12.0.0 で追加されたシステムプロシージャとファンクションの強化を示します。
新しい sa_text_index_vocab_nchar システムプロシージャ この新しいシステムプロシージャは、NCHAR テキストインデックスで使用され、sa_text_index_vocab と同じです。sa_text_index_vocab_nchar システムプロシージャを参照してください。
新しい sa_copy_cursor_to_temp_table システムプロシージャ カーソルの内容をテンポラリテーブルにコピーします。sa_copy_cursor_to_temp_table システムプロシージャを参照してください。
新しい sa_describe_cursor システムプロシージャ カーソル内のカラムの名前とデータ型を返します。この情報は、さまざまなクライアントプログラミングインタフェースから取得できますが、以前はストアドプロシージャ内でアクセスできませんでした。sa_describe_cursor システムプロシージャを参照してください。
新しい sa_install_feature システムプロシージャ SQL Anywhere のインストール時にデータベースに存在していなかった追加の機能をインストールします。sa_install_feature システムプロシージャを参照してください。
新しい sa_list_cursors システムプロシージャ 現在の接続についてデータベースサーバが保持している各カーソルの 1 行を含む結果セットを返します。結果セットは、カーソル名、カーソルが現在開いているかどうかを示す値、その他のメタ情報を示します。sa_list_cursors システムプロシージャを参照してください。
新しい sa_mirror_server_status システムプロシージャ このプロシージャは、プロシージャが実行されているデータベースサーバの下にあるツリー内のコピーノードのステータスをレポートします。sa_mirror_server_status システムプロシージャを参照してください。
新しい sa_reserved_words システムプロシージャ このプロシージャは、SQL Anywhere の予約語のリストを返します。sa_reserved_words システムプロシージャを参照してください。
sa_server_option システムプロシージャの強化 sa_server_option システムプロシージャに次のオプションが追加されました。
sa_server_option システムプロシージャを参照してください。
sa_table_page_usage システムプロシージャの強化 progress_messages データベースオプションが Raw または Formatted に設定されている場合、このシステムプロシージャの実行中にデータベースサーバからクライアントに進行状況メッセージが送信されます。sa_table_page_usage システムプロシージャを参照してください。
xp_read_file システムプロシージャの強化 xp_read_file システムプロシージャに、遅延読み込みを指定するための任意のパラメータが含まれるようになりました。この任意のパラメータを指定し、その値が 0 以外の場合、ファイルは読み込まれ、直ちにロックが解除されます。xp_read_file システムプロシージャを参照してください。
xp_startsmtp システムプロシージャの強化 xp_startsmtp システムプロシージャで、4 つの新しいパラメータ trusted_certificates、certificate_company、certificate_unit、certificate_name がサポートされます。これらのパラメータにより、セキュア SMTP を使用してメールを送信できます。この機能を使用するには、データベースをアップグレードする必要があります。xp_startsmtp システムプロシージャを参照してください。
OPENXML 演算子の強化 OPENXML 文字列演算子で、USING FILE 句と USING VALUE 句がサポートされるようになりました。これらの句を使用すると、CHAR、NCHAR、BINARY、または LONG BINARY 型のファイルや式、または BLOB 文字列からデータをロードできます。OPENXML 演算子を参照してください。
新しい MEDIAN 関数 ローのセットの数値式の中央値を計算します。MEDIAN 関数 [集合]を参照してください。
HASH 関数の強化 HASH 関数で CRC32 アルゴリズム型を使用できるようになりました。HASH 関数 [文字列]を参照してください。
BIT_OR、BIT_AND、BIT_XOR 関数の強化 BIT_OR、BIT_AND、BIT_XOR 関数で、整数値とバイナリ値がサポートされるようになりました。また、並列実行プランで BIT_OR、BIT_AND、BIT_XOR 関数を使用できるようになりました。
次の項を参照してください。
DATEADD、DATEDIFF、DATEPART、DATENAME 関数の強化 DATEADD、DATEDIFF、DATEPART、DATENAME 関数で、マイクロ秒日付単位と TIMESTAMP WITH TIME ZONE データ型がサポートされるようになりました。次の項を参照してください。
DB_EXTENDED_PROPERTY 関数の強化 DB_EXTENDED_PROPERTY 関数を MirrorServerState プロパティおよび MirrorState プロパティとともに使用して、ミラーサーバの同期ステータスと接続ステータスを確認できるようになりました。DB_EXTENDED_PROPERTY 関数 [システム]を参照してください。
新しい HTTP_RESPONSE_HEADER 関数 HTTP 応答ヘッダの値を返します。HTTP_RESPONSE_HEADER 関数 [Web サービス]を参照してください。
HTTP_VARIABLE 関数の強化 @BINARY 属性を使用して、x-www-form-urlencoded バイナリデータ値を返せるようになりました。HTTP_VARIABLE 関数 [Web サービス]を参照してください。
新しい ISENCRYPTED 関数 文字列が暗号化されているかどうかを確認します。ISENCRYPTED 関数 [システム]を参照してください。
新しい NEXT_HTTP_RESPONSE_HEADER 関数 次の HTTP 応答ヘッダの名前を取得します。NEXT_HTTP_RESPONSE_HEADER 関数 [Web サービス]を参照してください。
新しい SWITCHOFFSET 関数 元のタイムゾーンオフセットから指定のタイムゾーンオフセットに変換される TIMESTAMP WITH TIME ZONE 値を返します。SWITCHOFFSET 関数 [日付と時刻]を参照してください。
新しい SYSDATETIMEOFFSET 関数 データベースサーバの現在の日付、時刻、タイムゾーンオフセットを返します。SYSDATETIMEOFFSET 関数 [日付と時刻]を参照してください。
新しい TODATETIMEOFFSET 関数 指定のタイムゾーンオフセットを使用して、TIMESTAMP 値を TIME STAMP WITH TIME ZONE 値に変換します。TODATETIMEOFFSET 関数 [日付と時刻]を参照してください。
新しい COUNT_BIG 関数 指定されたパラメータに従って、グループのロー数をカウントします。COUNT_BIG 関数 [集合]を参照してください。
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