次に、SQL Anywhere バージョン 12.0.0 での Mobile Link サーバの強化を示します。
サーバ名を mlsrv12 に変更 Mobile Link サーバは mlsrv11 から mlsrv12 に変更されました。
mlsrv12 の新しい -cmax オプション 新しいオプションは、動的キャッシュサイズ決定機能の一部です。サーバのメモリキャッシュの最大サイズを設定します。-cmax mlsrv16 オプションを参照してください。
mlsrv12 の新しい -cinit オプション 新しいオプションは、動的キャッシュサイズ決定機能の一部です。サーバのメモリキャッシュの初期サイズを設定します。-cinit mlsrv16 オプションを参照してください。
mlsrv12 の新しい -cmin オプション 新しいオプションは、動的キャッシュサイズ決定機能の一部です。サーバのメモリキャッシュの最小サイズを設定します。-cmin mlsrv16 オプションを参照してください。
mlsrv12 の -x オプションの新しいプロトコルオプション mlsrv12 の -x オプションで、新しい oe プロトコルオプションがサポートされるようになりました。このプロトコルオプションを使用すると、Relay Server の使用時に新しい統合化 Outbound Enabler を使用できます。-x mlsrv16 オプションを参照してください。
mlsrv12 の -sl java オプションの新しいデフォルト デフォルトで、Mobile Link サーバでは、サーバ Java VM が存在する場合、クライアント VM ではなくサーバ Java VM のロードを試みるようになりました。この新しいデフォルトを上書きするには、-sl java オプションに -client を追加して、クライアント VM を明示的に要求します。-sl java mlsrv16 オプションを参照してください。
mlsrv12 の新しい -ca オプション 複数のサーバを使用し、ライトウェイトポーリングなしでサーバ起動同期を行う場合は、Mobile Link 監視サーバを実行するホストの名前を入力します。-ca mlsrv16 オプションを参照してください。
mlsrv12 の新しい -ftru オプション このオプションは、Mobile Link サーバでファイルアップロードサポートを有効にするために追加されました。このオプションを使用すると、mlfiletransfer ユーティリティによって、アップロードするファイルのルートディレクトリを設定できます。-ftru mlsrv16 オプションを参照してください。
mlsrv12 の -ppv オプションの新しいメトリック mlsrv12 の -ppv オプションに多数の新しいメトリックが追加されました。-ppv mlsrv16 オプションを参照してください。
mlsrv12 の新しい -rrp オプション mlsrv12 の新しい -rrp オプションが Mobile Link Replay ユーティリティ (mlreplay) と組み合わせて追加されました。このオプションを指定すると、Mobile Link サーバの起動時に mlreplay ユーティリティが実行され、指定したディレクトリ内の記録されたセッションがすべてリプレイされます。-rrp mlsrv16 オプションを参照してください。
mlsrv12 の新しい -rp オプション mlsrv12 の新しい -rp オプションが Mobile Link Replay ユーティリティ (mlreplay) と組み合わせて追加されました。このオプションは、mlreplay ユーティリティよるプレイバック用の同期を記録するディレクトリを指定するために使用します。-rp mlsrv16 オプションを参照してください。
mlsrv12 の新しい -vR オプション mlsrv12 の新しい -vR オプションを使用すると、同期の各ログメッセージ内のリモート ID が表示されます。-v mlsrv16 オプションを参照してください。
mlsrv12 の新しい -vU オプション mlsrv12 の新しい -vU オプションを使用すると、同期の各ログメッセージ内の Mobile Link ユーザ名が表示されます。-v mlsrv16 オプションを参照してください。
mlsrv12 の新しい -vk オプション 新しいオプションは、動的キャッシュサイズ決定機能の一部です。このオプションでは、キャッシュサイズが増大または縮小すると、ログに 1 行が追加されます。-v mlsrv16 オプションを参照してください。
Mobile Link サーバでのメモリ不足パフォーマンスの改善 メモリ不足状態における動作と堅牢性が改善されました。
2 つの新しい競合検出方法 upload_fetch、upload_fetch_column_conflict、upload_new_row_insert、upload_old_row_insert の各スクリプトを使用して、競合を検出できます。競合検出を参照してください。
新しい ml_add_missing_dnld_scripts システムプロシージャ 新しいシステムプロシージャを使用して、欠落した download_cursor スクリプトと download_delete_cursor スクリプトを追加できます。ml_add_missing_dnld_scripts システムプロシージャを参照してください。
新しい TimestampWithTimeZone クラスの追加 (Java) このクラスは、Timestamp 値のタイムゾーンオフセットを取得および指定できるメソッドを提供します。TimestampWithTimeZone クラス [Mobile Link サーバ Java]を参照してください。
新しい DateTimeWithTimeZone クラスの追加 (.NET) このクラスは、DateTime 値のタイムゾーンオフセットを取得および指定できるメソッドを提供します。DateTimeWithTimeZone クラス [Mobile Link サーバ .NET]を参照してください。
新しい SpatialUtilities クラスの追加 (.NET および Java) このクラスは、空間データを操作する場合に役立つメソッドを提供します。SpatialUtilities クラス [Mobile Link サーバ .NET] (.NET) とSpatialUtilities クラス [Mobile Link サーバ Java] (Java) を参照してください。
upload_fetch スクリプトと upload_fetch_column_conflict スクリプトに使用できる新しいシステムパラメータ Mobile Link サーバのシステムパラメータ 「remote_id」 と 「username」 を upload_fetch スクリプトと upload_fetch_column_conflict スクリプトに使用できるようになりました。
authenticate_file_transfer スクリプトに使用できる新しいパラメータ authenticate_file_transfer スクリプトに新しいパラメータを使用できます。authenticate_file_transfer 接続イベントを参照してください。
新しい authenticate_file_upload 接続イベント ファイルアップロードのサポートに新しい接続イベントを使用できます。authenticate_file_upload 接続イベントを参照してください。
新しい generate_next_last_download_timestamp スクリプト 次の最終ダウンロード時間を決定する Mobile Link のデフォルトアルゴリズムを抑制する場合は、modify_next_last_download_timestamp の代わりにこのスクリプトを使用します。generate_next_last_download_timestamp イベントを参照してください。
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