同期プロファイルのサポート Ultra Light 11.0.0 と 11.0.1 で同期プロファイルがサポートされます。ALTER SYNCHRONIZATION PROFILE 文 [Ultra Light]、CREATE SYNCHRONIZATION PROFILE 文 [Ultra Light]、DROP SYNCHRONIZATION PROFILE 文 [Ultra Light]を参照してください。
Ultra Light SELECT 文 Ultra Light の SELECT 文に明示的な FOR 句がない場合、デフォルトで FOR READ ONLY になります。この変更によって、Ultra Light では、更新が許可されていないクエリにより適したプランを選択できるようになります。SELECT 文 [Ultra Light]を参照してください。
Ultra Light SYNCHRONIZE 文 Ultra Light 同期プロファイルまたは特定の同期オプションを同期するための新しい文です。SYNCHRONIZE 文 [Ultra Light]を参照してください。
Ultra Light CREATE SYNCHRONIZATION PROFILE 文 Ultra Light 同期プロファイルを作成するための新しい文です。同期プロファイルによって、Ultra Light データベースが Mobile Link サーバと同期する方法を定義します。CREATE SYNCHRONIZATION PROFILE 文 [Ultra Light]を参照してください。
Ultra Light ALTER SYNCHRONIZATION PROFILE 文 Ultra Light 同期プロファイルを変更するための新しい文です。ALTER SYNCHRONIZATION PROFILE 文 [Ultra Light]を参照してください。
Ultra Light DROP SYNCHRONIZATION PROFILE 文 Ultra Light 同期プロファイルを削除するための新しい文です。DROP SYNCHRONIZATION PROFILE 文 [Ultra Light]を参照してください。
SQL Anywhere パススルースクリプトのサポート この機能は Ultra Light 12 ではサポートされていません。
Ultra Light ユーティリティで、SQL Anywhere パススルースクリプトがサポートされるようになりました。この変更点は次のユーティリティに適用されます。
次の項を参照してください。
Ultra Light データベース検証 ulvalid ユーティリティまたは ValidateDatabase API を使用して Ultra Light データベースを検証できるようになりました。検証によって、データベースファイル内に特定タイプの破損がないかテストされます。コマンドラインパラメータを使用して結果を絞り込むことができます。Ultra Light データベース検証ユーティリティ (ulvalid)とUltra Light データベースの検証を参照してください。
Ultra Light .NET で ValidateDatabase 関数がサポートされるようになりました。接続の有無にかかわらず、データベースや特定のテーブルを検証できるようになりました。ULDatabaseManager クラス [Ultra Light.NET]とULConnection クラス [Ultra Light.NET]を参照してください。
Sybase Central のデータベース検証ウィザードを使用して、Ultra Light データベースを検証できるようになりました。[データベースの検証] オプションは、[ツール] メニューから選択できます。
イベントと通知のサポート Ultra Light でイベントと通知がサポートされるようになりました。イベントの発生時に、通知メッセージが登録されたキューまたは接続に送信されます。アプリケーションによるユーザイベントの定義やトリガも可能です。イベントと通知の API は、サポートされている各言語で提供されます。また、API 機能にアクセスするための SQL 関数も提供されています。
Ultra Light における独立性レベルのサポート 接続が複数ある場合、デフォルトで互いに独立するようになりました。他の接続によるコミットされていない変更およびダウンロードは、コミットされるまで参照できません。
独立性レベルを READ_COMMITTED または READ_UNCOMMITTED に設定できるようになりました。独立性レベルとUltra Light でのトランザクション処理を参照してください。
Ultra Light .NET で ReadUncommitted 独立性レベルがサポートされるようになりました。オートコミットモードでの接続の独立性レベルは、デフォルトで ReadCommitted になります。Ultra Light でのトランザクション処理と独立性レベルを参照してください。
Ultra Light ALTER DATABASE SCHEMA FROM FILE 文 ALTER DATABASE SCHEMA FROM FILE 文を使用して Ultra Light スキーマを変更できるようになりました。ALTER DATABASE SCHEMA FROM FILE 文は、現在は削除されている UpgradeSchemaFromFile メソッドまたは ApplyFile メソッドによって実装されたバージョン 9.0.2 におけるスキーマアップグレード機能を置き換えるものとなります。ulinit ユーティリティまたは ulunload ユーティリティのいずれかを使用して、必要な DDL 文が構文的に正しいことを確認してください。
次の項を参照してください。
データベース抽出ウィザードの動作の変更 抽出プロセスからテーブルを除外できるようになりました。データベース抽出ウィザードでは、使用可能なパブリケーションのリストから重複する名前の付いたパブリケーションが省略されます。Ultra Light のアップグレードを参照してください。
Ultra Light クライアントバージョンとビルド番号の Mobile Link ログファイルへの追加 同期中に、Ultra Light クライアントがバージョンとビルド番号を Mobile Link サーバログに追加するようになりました。次の項を参照してください。
Ultra Light LOAD TABLE 文 LOAD TABLE 文をデスクトップコンピュータ上で実行できるようになりました。Ultra Light LOAD TABLE 文を参照してください。LOAD TABLE 文 [Ultra Light]を参照してください。
バックグラウンド同期のサポート アプリケーションのどの時点からでも別のスレッドの同期を開始できるようになりました。Ultra Light では、アップロードの開始時にコミットされたローのみがアップロードされます。アップロード中にデータベースを変更し、アップロードに影響を及ぼさずにその変更をコミットできるようになりました。アップロード中にコミットされたローは、アップロードからは無視されます。Ultra Light の同時実行性を参照してください。
強化された GUID 識別子のサポート Ultra Light のこれまでのバージョンでは、16 バイトのバイナリまたは文字列で表した UUID (ユニバーサルユニーク識別子) または GUID (グローバルユニーク識別子) 識別子の入出力がランタイムにより許可されていました。これらの識別子はエンディアン変換によって GUID 構造体と互換にされていました。Ultra Light 11 では、GUID 構造体は、ランタイムから明示的に入出力できるため、エンディアン変換が不要になりました。
ul_stream_error 構造体 Ultra Light 11 では、stream_id フィールド、stream_context フィールド、および error_string_length フィールドが削除されました。また、error_string フィールドが、ユーザ定義の char * から静的 char 配列に変更されました。
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