管理の強化

アップグレード後のデータベースの再起動 デフォルトで、データベースが停止して、アップグレード後に再起動されます。アップグレード後にデータベースを再起動するのではなく、停止するには、ALTER DATABASE 文の RESTART OFF 句を使用するか、アップグレードユーティリティ (dbupgrad) の -nrs オプションを使用します。アップグレードが完了すると、データベースのアップグレードにより、トランザクションログの名前が変更されます。ALTER DATABASE 文とアップグレードユーティリティ (dbupgrad)を参照してください。
テーブルの所有者の変更 ALTER TABLE 文を使用してテーブルの所有者を変更できるようになりました。テーブルの所有者の変更時に、明示的に付与された権限を保持または削除したり、外部キーを保持または削除したりすることができます。ALTER TABLE 文を参照してください。

二重制御パスワード change_password_dual_control ログインポリシーオプションでは、ターゲットユーザのパスワードを変更するのに 2 人の管理者の関与が必要です。1 人目がパスワードの前半部分を指定し、2 人目が後半部分を指定します。二重制御パスワード変更を使用すると、パスワードの管理者に別のユーザのパスワードを知られないようにすることができます。
ターゲットユーザは、そのログインポリシーで change_password_dual_control オプションが有効になっている必要があります。

ログインポリシーで change_password_dual_control オプションが有効になったユーザに対しては、verify_password_function データベースオプションで指定される機能は呼び出されません。