次に、バージョン 16.0 で導入された Interactive SQL の追加機能を示します。
SAP HANA データベースのサポート SAP HANA データベースに接続するには、Interactive SQL ユーティリティ (dbisql) の -hana コマンドラインオプションを使用します。または、Interactive SQL の [接続] ウィンドウで、[データベースタイプを変更] をクリックし、次に [SAP HANA] をクリックします。
SQL エディタでのテキスト補完、テーブルとカラム名の参照、プロシージャ名とソースの参照、インポートとエクスポートもサポートされています。
Interactive SQL 文の中でサポートされていないのは、CONNECT 文、SET CONNECTION 文、START SERVER 文です。
SAP HANA のプランビューアは新しい機能ですが、動作は他のプランビューアと同様です。空間ビューアはサポートされていません。
OEN による Interactive SQL の高速ランチャの無効化が可能 Interactive SQL の高速ランチャ機能を無効化して、ユーザが OEM.ini ファイルを使用してこの機能を再有効化するのを防止できます。管理ツールの設定を参照してください。
OEM による Interactive SQL での結果の表示方法の指定が可能 OEM.ini ファイルで、次のオプションを使用して結果の表示方法を指定します。使用するオプションは、defaultShowResultsForAllStatements と defaultShowMultipleResultSets です。 管理ツールの設定を参照してください。
数値をテキスト結果セット内で右揃えで表示 結果セットは、コンソールアプリケーションとして実行した場合はテキストとして表示され、[結果をテキストとして表示] オプションを選択した場合はウィンドウアプリケーションとして表示されます。従来はすべての値が左揃えで表示されていました。現在、数値は右揃えで表示されるようになりました。そのため、値の比較が容易になっています。
エラーウィンドウでの行番号の表示 文の実行でエラーが発生した場合に、開かれるエラーウィンドウにエラーの行番号が表示されるようになりました。
テキスト補完機能でのパラメータリストの表示 プロシージャ、ファンクション、空間メソッドの入力時に、Interactive SQL の [オプション] ウィンドウの [ツールチップを表示] オプションによりパラメータリストが表示されるようになりました。パラメータリストを閉じるには、[Esc] キーを押します。
テキスト補完機能により閉じカッコ、アポストロフィ、引用符を自動挿入 開きカッコ、角カッコ、大カッコ、アポストロフィ、または引用符を入力すると、テキスト補完機能により閉じの句読表記が挿入されます。閉じの句読表記の挿入を制御するには、[ツール]、[オプション]、[エディタ]、[テキスト保管] を順にクリックします。
インポートウィザードによりインポート済みテキストファイルからのカラム名の読み込みが可能 インポートウィザードでは、ファイルの最初の行からカラム名のリストを読み込むことができます。このオプションが使用できるのは、区切りの入ったテキストファイルをインポートする場合のみです。
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