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SAP Sybase SQL Anywhere 16.0 » SQL Anywhere 16 変更点とアップグレード » バージョン 16.0 の新機能 » Mobile Link の動作の変更

 

Mobile Link サーバの変更

次に、バージョン 16.0 で導入された Mobile Link サーバの動作変更を示します。

  • end_synchronization スクリプトの完了時に必ず COMMIT を発行   同期の状態 (同期失敗の場合は 0、成功の場合は 1) を示すため、end_synchronization スクリプトに synchronization_ok パラメータが渡されます。この変更の前は、synchronization_ok パラメータが 0 の場合は end_synchronization スクリプトがロールバックされていました。現在、end_synchronization スクリプトがすべて正常に実行されると、synchronization_ok パラメータの値に関係なく COMMIT が発行されるようになりました。

    古い動作を実行するには、既存の end_synchronization スクリプトの本体を IF 文に組み込みます。次に例を示します。

    IF {ml s.synchronization_ok} = 1 THEN 
             -- existing script body here
    END IF;

  • Mobile Link と Web ブラウザとのテスト接続   HTTP または HTTPS の使用時には、Relay Server の有無にかかわらず、Web ブラウザを使用して、Mobile Link サーバが要求を受信しているかどうかを確認できます。Mobile Link サーバは 404 Not Found エラーで応答します。これには Mobile Link サーバの主要バージョンも記載されています。 Mobile Link 接続を参照してください。

  • Linux での 32 ビット Mobile Link サーバのサポートを終了   Linux で 64 ビットバージョンの Mobile Link サーバのみがサポートされるようになりました。

  • 一部の統合データベースでの Windows 32 ビット Mobile Link サーバのサポートを終了   次のタイプの統合データベースでは、Windows 32 ビット Mobile Link サーバはサポートされなくなりました。

    • Sybase Adaptive Server Enterprise
    • SAP HANA
    • SAP Sybase IQ
    • IBM DB2 LUW
    • MySQL

  • 同期中に常にカラム名を送信   Mobile Link では、同期中に常にカラム名が送信されるようになりました。 カラム名の送信を参照してください。