楕円曲線暗号化 (ECC) ECC 暗号化はサポートされなくなりました。この変更は、次の機能に影響を及ぼします。
IsEccAvailable サーバプロパティが削除されています。
-ec データベースサーバオプションは TLS_TYPE プロトコルオプションで ECC を受け付けなくなりました。-ec データベースサーバオプション用の TLS_TYPE プロトコルオプションはマニュアルから削除されましたが、下位互換のためにソフトウェアによるサポートは継続されます。
ENCRYPTION 接続パラメータは TLS-TYPE 引数で ECC を受け付けなくなりました。ENCRYPTION 接続用の TLS_TYPE 引数はマニュアルから削除されましたが、下位互換のためにソフトウェアによるこのオプションのサポートは継続されます。
証明書作成ユーティリティ (createcert) は -ec オプションを受け付けなくなり、-t オプションは暗号化タイプで ecc を受け付けなくなりました。
キーペアジェネレータユーティリティ (createkey) は RSA キーペアの作成のみを行います。Choose encryption type プロンプトと Enter ECC curve プロンプトは削除されています。
SQL Anywhere モニタは ECC 暗号化をサポートしていません。ECC 暗号化を使用する、16 より以前のバージョンの Mobile Link サーバをモニタリングするには、以下を実行する必要があります。
ECC を使用しないネットワークプロトコルオプションの 2 番目のセットを使用して Mobile Link サーバを起動します。
モニタリング対象のリソースとして Mobile Link サーバを追加します。Mobile Link サーバリソースのポート番号を指定するプロンプトが表示されたら、ECC 暗号化に関連付けられていない番号を指定してください。
Mobile Link の tls_type プロトコルオプションは tls_type オプションで ECC を受け付けなくなりました。Mobile Link の tls_type プロトコルオプションはマニュアルから削除されましたが、ソフトウェアによるサポートは継続されます。
Mobile Link クライアントの e2ee_type プロトコルオプションは tls_type オプションで ECC を受け付けなくなりました。Mobile Link クライアントの e2ee_type プロトコルオプションはマニュアルから削除されましたが、ソフトウェアによるサポートは継続されます。
Outbound Enabler tls_type オプションでは、ECC の選択がサポートされなくなりました。tls_type プロトコルオプションはマニュアルから削除されました。
Ultra Light C/C++ と Ultra Light J API のメソッドのほか、ECC 設定に関連するプロパティが削除されています。
カラム名の送信 Mobile Link と Ultra Light では、同期中に常にカラム名が送信されるようになりました。カラム名の送信を無効にしようとしても、無視されます。この変更は、次の機能に影響を及ぼします。
Mobile Link では、dbmlsync 用の SendColumnNames (scn) 拡張オプションは廃止され、OFF に設定しても無視されます。SendColumnNames 拡張オプションはマニュアルから削除されましたが、ソフトウェアによるサポートは継続されます。
Ultra Light および Ultra Light J クライアントは、Mibile Link サーバデータベースとの同期中に常にカラム名を送信します。カラム名の送信を停止するためのメソッドとアプローチは廃止され、無視されるようになりました。影響を受けるメンバーとパラメータは以下のとおりです。
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