バージョン 16.0 で廃止された機能のリストを次に示します。
廃止された権限 SQL Anywhere 16.0 には、以前の権限およびパーミッションセキュリティモデルに代わって、ロールベースおよび権限ベースの新しいセキュリティモデルが導入されています。新しいロールベースのセキュリティモデルにより、ユーザが実行できる権限付きのタスクのきめ細かい制御が可能になり、アクセス制御の管理が簡素化されます。従来のデータベース権限は廃止され、システムロールまたは互換ロールに置き換わっています。
権限、パーミッション、グループの変更を参照してください。
java_location オプションと java_main_userid オプション バージョン 11.0.0 以降では、ISYSEXTERNENV システムテーブルの導入に伴って java_location オプションと java_main_userid オプションが廃止されています。使用する Java VM を指定するのに java_location オプションを使用していたアプリケーションでは、代わりに ALTER EXTERNAL ENVIRONMENT 文を使用して ISYSEXTERNENV テーブル内で Java VM の場所を設定してください。java_main_userid オプションの代用となるものはありません。 SQL Anywhere 外部環境のサポートを参照してください。
secure_feature_key データベースオプション secure_feature_key データベースオプションは廃止される予定です。sp_use_secure_feature_key システムプロシージャを使用してください。sp_use_secure_feature_key システムプロシージャを参照してください。
PHP 関数 次の PHP 関数は廃止される予定です。これらの各関数には、名前の先頭に sqlanywhere_ ではなく sasql_ の付いた、同等の機能を持つ新しい関数があります。
廃止予定の PHP 関数 | 同等の新しい PHP 関数 |
---|---|
sqlanywhere_commit | sasql_commit |
sqlanywhere_connect | sasql_connect |
sqlanywhere_data_seek | sasql_data_seek |
sqlanywhere_disconnect | sasql_disconnect |
sqlanywhere_error | sasql_error |
sqlanywhere_errorcode | sasql_errorcode |
sqlanywhere_execute | |
sqlanywhere_fetch_array | sasql_fetch_array |
sqlanywhere_fetch_field | sasql_fetch_field |
sqlanywhere_fetch_object | sasql_fetch_object |
sqlanywhere_fetch_row | sasql_fetch_row |
sqlanywhere_free_result | sasql_free_result |
sqlanywhere_identity | |
sqlanywhere_num_fields | sasql_num_fields |
sqlanywhere_num_rows | sasql_num_rows |
sqlanywhere_pconnect | sasql_pconnect |
sqlanywhere_query | sasql_query |
sqlanywhere_result_all | sasql_result_all |
sqlanywhere_rollback | sasql_rollback |
sqlanywhere_set_option | sasql_set_option |
バージョン 16.0 でサポートが終了した機能のリストを次に示します。
SQL Anywhere JDBC 3.0 ドライバ SQL Anywhere JDBC 3.0 ドライバはこのソフトウェアリリースに含まれません。アプリケーションで sajdbc.jar を使用している場合は、sajdbc4.jar に切り替えてください。 JDBC サポートを参照してください。
JDBC ベースのリモートデータアクセスサーバクラス このソフトウェアリリースでは、JDBC ベースのリモートサーバクラスはサポートされていません。これらのクラスには、ASEJDBC、IQJDBC、SAJDBC のリモートサーバクラスが含まれます。 CREATE SERVER 文を参照してください。
OLE DB プロバイダによる Borland Delphi のサポート終了
SQL Anywhere OLE DB プロバイダを Borland Delphi の古いバージョンと一緒に使用できなくなりました。Borland Delphi は DBTYPE_DBTIME2 データ型と DBTYPE_DBTIMESTAMPOFFSET
データ型をサポートしていません。Embarcadero は 2006 年以前のバージョンの Delphi のサポートを終了しています。 http://www.embarcadero.com/products/delphi/previous-versionsを参照してください。
Address Windowing Extensions (AWE) はサポート対象外 32-bit Windows での Address Windowing Extensions の使用はサポートされておらず、-cw と -cm のデータベースサーバオプションのサポートは終了しています。サイズの大きいキャッシュが必要な場合は、64 ビット版のオペレーティングシステムで 64 ビット版の SQL Anywhere データベースサーバを使用してください。
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