[削除のダウンロード] タブは、[ダウンロードタイプ] で選択したダウンロードタイプが [カスタム] ではない場合に適用されます。
このタブでは、統合データベースでの削除をリモートにダウンロードするかどうか、およびこのような削除に関する情報を統合データベースにどのように保存するかを制御できます。[削除のダウンロード] タブには、選択したテーブルについて次の情報が表示されます。
[削除のダウンロード] このチェックボックスをオンにすると、統合データベースで削除されるデータは、リモートデータベースでも削除されます。
スナップショットダウンロードを使用し、このオプションを選択した場合、リモートデータベースの既存のローすべてが、ダウンロードされたローの追加前に削除されます。
タイムスタンプベースの同期を使用し、このオプションを選択した場合、統合データベースでの削除は記録する必要があります。記録するには、次の 2 つの方法があります。シャドウテーブルを使用する方法 (デフォルト)、または論理削除を使用する方法です。
ダウンロードタイプが [カスタム] の場合は、このオプションを選択できません。この場合は、独自の download_delete_cursor スクリプトを作成する必要があります。スクリプトは [イベント] タブで作成できます。
[シャドウテーブルを使用して削除を記録する] 統合データベースでの削除の追跡にシャドウテーブルを使用するには、このオプションを選択します。
シャドウテーブルは、ローが削除されたときを示すタイムスタンプとともに、同期されるテーブルのプライマリキーカラムを含む別個のテーブルです。ローが統合テーブルから削除されると、対応するローがシャドウテーブルに追加され、リモートデータベースにダウンロードできるように削除を記録します。シャドウテーブルは統合テーブルと同じ所有者で作成されます。
[タイムスタンプカラム名] タイムスタンプカラムの名前を指定します。デフォルトの [タイムスタンプカラム名] は last_modified です。
[論理削除を使用する] 統合データベースで論理削除を使用し、統合データベースの削除を追跡するには、このオプションを選択します。論理削除では、ローが有効であるかどうかを追跡するステータスカラムを使用します。次のオプションでは、ステータスカラムが削除を追跡する方法を指定します。
[カラム名] ローが削除されたかどうかを示すカラムの名前を指定します。このカラムがない場合は追加されます。デフォルト名は deleted です。
[ローが削除されたことを示す値] ローが削除された場合に生成される値を指定します。デフォルトは Y です。
[ローが削除されていないことを示す値] ローが削除されていない場合に生成される値を指定します。デフォルトは N です。
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