このページには次の項目があります。
[最大クライアントバッファサイズ] Relay Server がダウンロードに使用できる (要求ごとに)、クライアント要求ごとのメモリ量を指定します。変更すると、すぐに有効になるので、Relay Server を再起動する必要はありません。デフォルト値は 1 MB で、最大値は 4 GB です。
[クライアントとサーバの結び付き] バックエンドサーバのタイプを指定します。スタンドアロン Outbound Enabler を使用した SQL Anywhere Web サービスの場合、[SQL Anywhere] を選択します。埋め込み Outbound Enabler を使用したサーバ、またはスタンドアロン Outbound Enabler を使用した Mobile Link HTTP サーバの場合は、[Mobile Link] を選択します。HTTP 環境のバックエンドサーバ用に調整された詳細なアフィニティオプションを設定する場合は、[カスタム] を選択します。
[アクティブな cookie] クライアント/サーバのアフィニティを維持するために、Relay Server が標準の HTTP cookie を注入するかどうかを指定します。
選択した場合、Relay Server では、標準の HTTP set-cookie コマンドの応答に独自の cookie 名を注入して、クライアント/サーバセッションのアフィニティを維持します。
チェックボックスをオフにすると、標準の HTTP set-cookie コマンドは応答に注入されません。クライアント/サーバのアフィニティは、アクティブなヘッダによって維持されるか、または、アプリケーションによって要求されません。
[アクティブなヘッダ] Relay Server が独自のヘッダを注入して、クライアント/サーバのアフィニティを維持するかどうかを指定します。
選択すると、Relay Server は独自のヘッダを応答に注入して、クライアント/サーバのアフィニティを維持します。このことは、仲介者によってアクティブな cookie が改ざんされた場合に役立ちます。アクティブなヘッダは、クライアントアプリケーションが Relay Server のアクティブなヘッダの反映をサポートしている場合のみ動作します。一般的な Web ブラウザは、Relay Server のアクティブなヘッダをサポートしません。
チェックボックスをオフにすると、独自のヘッダは応答に注入されません。クライアント/サーバのアフィニティは、アクティブ cookie によって維持されるか、または、アプリケーションによって要求されません。バックエンドファームでブラウザアプリケーションのみを実行している場合や、バックエンドファームのすべてのクライアントでアクティブ cookie が正しく機能している場合は、トラフィックボリューム削減のために、このチェックボックスをオフにします。
[重複 cookie の更新] クライアントが標準 Cookie を複数の同時接続で共有している場合、タイムアウトエラーが発生することがあります。この問題は Relay Server ログに表示されます。[重複 cookie の更新] をオンにすると、削除される接続の数を減らすことができます。
[重複 cookie の更新] がオンの場合、Relay Server は、このファームの cookie の重複を検出し、新しいアフィニティのバインドを作成することによって、重複 cookie を更新します。更新を伴う要求は、同じバックエンドサーバにルーティングされますが、重複する継続中の要求と同じバックエンド接続は使用されません。代わりに、新しいバックエンド接続が作成されます。
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