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SAP Sybase SQL Anywhere 16.0 » コンテキスト別ヘルプ » SQL Anywhere プラグインのヘルプ » SQL Anywhere プロパティ ウィンドウ

 

[サーバのプロパティ] ウィンドウ:[詳細情報] タブ

このタブには次の項目があります。

  • [データベースサーバのプロパティ] リスト   データベースサーバのプロパティとその値の詳細なリストです。[再表示] をクリックすると値が更新されます。[F5] キーを押しても、データベースサーバのプロパティの値を再表示できます。

    プロパティ名 説明
    ActiveReq 現在クライアント側の要求を処理中のサーバワーカの数を返します。
    ApproximateCPUTime データベースサーバで使用された累積 CPU 時間の概算値 (秒単位) を返します。この値と実際の CPU 時間との誤差は、通常は 5 ~ 10 % ですが、最大で 50 % に達することもあります。マルチプロセッサコンピュータでは、CPU (ハイパースレッドまたはコア) ごとに使用時間が積算されるため、すべての接続の累積時間を合計した値が実際の経過時間より大きくなる場合もあります。このプロパティは Windows と Linux でサポートされています。
    AutoMultiProgrammingLevel データベースサーバがマルチプログラミングレベルを自動的に調整しているかどうかを示す値を返します。-gna データベースサーバオプションを参照してください。
    AutoMultiProgrammingLevelStatistics データベースサーバのマルチプログラミングレベルの自動調整に関するメッセージが、データベースサーバのメッセージログに表示されるかどうかを示す値を返します。-gns データベースサーバオプションを参照してください。
    AvailIO 現在使用可能な I/O 制御ブロックの数を返します。
    BuildChange このプロパティはシステムで使用するために予約されています。このプロパティの設定は変更しないでください。
    BuildClient このプロパティはシステムで使用するために予約されています。このプロパティの設定は変更しないでください。
    BuildProduction データベースサーバが、実際の運用で使用するようにコンパイルされている場合は Yes を返し、デバッグ用のビルドである場合は No を返します。
    BuildReproducible このプロパティはシステムで使用するために予約されています。このプロパティの設定は変更しないでください。
    BytesReceived クライアント/サーバ通信中に受信したバイト数を返します。この値は、HTTP 接続と HTTPS 接続の場合に更新されます。
    BytesReceivedUncomp 圧縮が無効になっている場合にクライアント/サーバ通信中に受信したバイト数を返します (この値は、圧縮が無効の場合は BytesReceived の値と同じ)。
    BytesSent クライアント/サーバ通信中に送信されたバイト数を返します。この値は、HTTP 接続と HTTPS 接続の場合に更新されます。
    BytesSentUncomp 圧縮が無効になっている場合にクライアント/サーバ通信中に送信されたバイト数を返します (この値は、圧縮が無効の場合は BytesSent の値と同じ)。
    CacheAllocated サーバデータ構造に割り付けられたキャッシュページの数を返します。
    CacheFile データベースファイルから取得したデータを格納するキャッシュページの数を返します。
    CacheFileDirty ダーティな (書き込みが必要な) キャッシュページの数を返します。
    CacheFree 未使用のキャッシュページ数を返します。
    CacheHits データベースページのルックアップ回数を返します。
    CachePanics キャッシュマネージャが割り付けるページの検索に失敗した回数を返します。
    CachePinned 固定キャッシュページ数を返します。
    CacheRead キャッシュの読み込み数を返します。
    CacheReplacements キャッシュ内の置換されたページの数を返します。
    CacheScavenges キャッシュマネージャが割り付けるページをスカベンジした回数を返します。
    CacheScavengeVisited 割り付けるページのスカベンジ中にアクセスしたページの数を返します。
    CacheSizingStatistics キャッシュのサイズを変更するときにサーバがキャッシュサイズ設定の統計を表示する場合は Yes を返し、それ以外の場合は No を返します。-cs データベースサーバオプションを参照してください。
    CarverHeapPages クエリ最適化など、短期的な目的に使用されたヒープページの数を返します。
    CharSet データベースサーバが使用している CHAR 文字セットを返します。
    ClientStmtCacheHits クライアントに文がキャッシュされていることが理由で、不要な準備文の数を返します。これは、クライアントでの文のキャッシュが無効になった場合に必要となる、追加の準備文の数です。max_client_statements_cached オプションを参照してください。
    ClientStmtCacheMisses クライアントのキャッシュに存在した文の中で、再び準備された文の数を返します。これは、キャッシュされた文が再使用できるか検討されたものの、スキーマの変更、データベースのオプション設定の変更、DROP VARIABLE 文によって再使用できなかった回数です。max_client_statements_cached オプションを参照してください。
    CollectStatistics データベースサーバがパフォーマンス統計を収集するかどうかを示す値として、Yes または No を返します。-k データベースサーバオプションを参照してください。
    CommandLine

    データベースサーバの起動に使用されたコマンドライン引数を返します。

    -ek オプションを使用してデータベース用の暗号化キーを指定した場合、キーはこのプロパティで返される値にあるアスタリスクの定数文字列で置き換えられます。

    Commit 処理されたコミット要求の数を返します。
    CompactPlatformVer PlatformVer プロパティの縮小バージョンを返します。
    CompanyName このソフトウェアを所有している会社の名前を返します。
    ConnectedTime

    すべての接続が、これまでデータベースサーバに接続してきた合計の時間数を秒単位で返します。

    要求が接続に対して完了したとき、または接続が切断されたときにだけ値が更新されます。その結果、値は、データベースサーバ内で長いことアイドル状態であるか、実行中でビジーである接続に対しては遅れる可能性があります。値には、データベースイベントやバックグラウンドサーバ接続 (データベースクリーナなど) といった任意の接続によって増えた時間も含まれます。

    ConnsDisabled 新しい接続を禁止するサーバオプションの現在の設定を示す値として、Yes または No を返します。sa_server_option システムプロシージャを参照してください。
    ConsoleLogFile -o オプションが指定されている場合は、データベースサーバメッセージがロギングされるファイルの名前を返します。それ以外の場合は、空の文字列を返します。-o データベースサーバオプションデータベースサーバ動作のロギングを参照してください。
    ConsoleLogMaxSize データベースサーバメッセージのロギングに使用するファイルの最大サイズ (バイト単位) を返します。-os データベースサーバオプションを参照してください。
    CurrentCacheSize 現在のキャッシュサイズ (キロバイト単位) を返します。
    CurrentMultiProgrammingLevel データベースサーバが同時に処理できる現在のタスク数を返します。マルチプログラミングレベルのデータベースサーバ設定を参照してください。
    Cursor 現在データベースサーバが保持している宣言されたカーソルの数を返します。
    CursorOpen 現在データベースサーバが保持している開いたカーソルの数を返します。
    DebuggingInformation サーバがトラブルシューティング用の診断メッセージを表示する場合は Yes を返し、それ以外の場合は No を返します。-z データベースサーバオプションを参照してください。
    DefaultCollation 新規データベースに使用される照合を返します (明示的に指定されている照合がない場合)。
    DefaultNcharCollation サーバコンピュータのデフォルト NCHAR 照合の名前を返します (ICU がインストールされている場合は UCA、インストールされていない場合は UTF8BIN)。
    DiskRead ディスクの読み込み数を返します。
    DiskReadHintScatterLimit 分散読み込みヒントのサイズ制限 (バイト単位) を返します。
    DiskRetryRead ディスクの読み込みリトライ数を返します。
    DiskRetryReadScatter 分散読み込みのためのディスク読み込みリトライ数を返します。
    DiskRetryWrite ディスクの書き込みリトライ数を返します。
    DiskSandbox On または Off を返し、データベースの読み込み/書き込みファイル操作が、メインのデータベースファイルがあるディレクトリに制限されているかどうかを示します。-sbx データベースサーバオプションを参照してください。
    EventTypeDesc 特定のイベントタイプ ID に関連付けられたイベントタイプの説明を返します。
    EventTypeName 特定のイベントタイプ ID に関連付けられたシステムイベントタイプの名前を返します。
    ExchangeTasks クエリの並列実行に現在使用されているタスクの数を返します。
    ExchangeTasksCompleted データベースサーバが起動された後、クエリ内並列処理に使用された内部タスクの総数を返します。高度:クエリ実行時の並列処理を参照してください。
    FipsMode データベースサーバの起動時に -fips オプションが使用された場合は Yes を返し、それ以外の場合は No を返します。
    FirstOption データベースオプションに対応する最初の接続プロパティを表す番号を返します。
    FreeBuffers 使用できるネットワークバッファの数を返します。
    FunctionMaxParms

    関数で指定可能なパラメータの最大数を返します。関数は、正の整数である function-number によって指定される値で識別されます。次に例を示します。

    SELECT PROPERTY ( 'FunctionMaxParms', function-number );

    function-number は、リリース間で変更されることがあります。

    FunctionMinParms

    関数で指定しなければならないパラメータの最小数を返します。関数は、正の整数である function-number によって指定される値で識別されます。次に例を示します。

    SELECT PROPERTY ( 'FunctionMinParms', function-number );

    function-number は、リリース間で変更されることがあります。

    FunctionName

    正の整数である function-number によって指定される値で識別される関数名を返します。

    SELECT PROPERTY ( 'FunctionName', function-number );

    function-number は、リリース間で変更されることがあります。

    HeapsCarver クエリ最適化などの短期的な目的に使用されたヒープの数を返します。
    HeapsLocked キャッシュ内で現在ロックされている再配置可能なヒープの数を返します。
    HeapsQuery クエリ処理 (ハッシュ操作とソート操作) に使用されるヒープの数を返します。
    HeapsRelocatable 再配置可能なヒープの数を返します。
    HttpAddresses

    サーバが HTTP 接続で受信するセミコロンで区切られた TCP/IP アドレスのリストを返します。次に例を示します。

    (::1):80;127.0.0.1:80
    HttpNumActiveReq HTTP 要求をアクティブに処理している HTTP 接続数を返します。応答を送信した HTTP 接続は含まれません。
    HttpNumConnections データベースサーバで現在開いている HTTP 接続数を返します。この接続は、要求をアクティブに処理しているか、長期 (keep-alive) 接続のキューで待機中である可能性があります。
    HttpNumSessions データベースサーバ内のアクティブおよび休止状態の HTTP セッション数を返します。
    HttpPorts Web サーバの HTTP ポート番号をカンマで区切られたリストで返します。
    HttpsAddresses

    サーバが HTTPS 接続で受信するセミコロンで区切られた TCP/IP アドレスのリストを返します。次に例を示します。

    (::1):443;127.0.0.1:443
    HttpsNumActiveReq HTTPS 要求をアクティブに処理しているセキュア HTTPS 接続数を返します。応答を送信した HTTPS 接続は含まれません。
    HttpsNumConnections データベースサーバで現在開いている HTTPS 接続数を返します。この接続は、要求をアクティブに処理しているか、長期 (keep-alive) 接続のキューで待機中である可能性があります。
    HttpsPorts Web サーバの HTTPS ポート番号をカンマで区切られたリストで返します。
    IdleTimeout デフォルトのアイドルタイムアウトを返します。-ti データベースサーバオプションを参照してください。
    IPAddressMonitorPeriod データベースサーバが新しい IP アドレスをチェックする時間 (秒単位) を返します。-xm データベースサーバオプションを参照してください。
    IsAesniAvailable データベースサーバコンピュータの CPU が Intel AES-NI 命令セットをサポートしており、このコンピュータが、サポートされているオペレーティングシステムを実行している場合は Yes を、それ以外の場合は No を返します。
    IsFipsAvailable FIPS 認定の DLL がインストールされている場合は Yes を返し、それ以外の場合は No を返します。
    IsIQ このプロパティはシステムで使用するために予約されています。このプロパティの設定は変更しないでください。
    IsNetworkServer ネットワークデータベースサーバに接続している場合は Yes を返し、パーソナルデータベースサーバに接続している場合は No を返します。
    IsPortableDevice

    データベースサーバがラップトップ、ノートブック、またはその他のポータブルデバイスで実行されている場合は Yes、それ以外の場合は No を返します。Windows Mobile では常に Yes が返されます。VMWare は考慮されないため、ラップトップで実行されている VM で実行中のデータベースサーバでは No が返されます。

    Windows では、デバイスがポータブルかどうかを判別できない場合、このプロパティは NULL を返します。

    UNIX の場合、このプロパティは常に NULL を返します。

    IsRsaAvailable RSA DLL がインストールされている場合は Yes を返し、それ以外の場合は No を返します。
    IsRuntimeServer データベースサーバのすべてのバージョンについて No を返します。
    IsService データベースサーバがサービスとして実行されている場合は Yes、それ以外の場合は No を返します。
    Language サーバのロケール言語を返します。
    LastConnectionProperty 最後の接続プロパティを表す番号を返します。
    LastDatabaseProperty 最後のデータベースプロパティを表す番号を返します。
    LastOption データベースオプションに対応する最後の接続プロパティを表す番号を返します。
    LastServerProperty 最後のサーバプロパティを表す番号を返します。
    LegalCopyright ソフトウェアの著作権を示す文字列を返します。
    LegalTrademarks ソフトウェアの商標を示す文字列を返します。
    LicenseCount ライセンスされたシートまたはプロセッサの数を返します。
    LicensedCompany ライセンスされた会社の名前を返します。
    LicensedUser ライセンスされたユーザの名前を返します。
    LicenseKey 内部でのみ使用。
    LicenseType ライセンスタイプを返します。ネットワークシート (per-seat) または CPU ベースのいずれかです。
    LivenessTimeout クライアント活性タイムアウトのデフォルトを返します。-tl データベースサーバオプションを参照してください。
    LockedCursorPages メモリ内でカーソルヒープを固定するために使用されているページ数を返します。
    LockedHeapPages キャッシュ内でロックされているヒープページの数を返します。
    MachineName データベースサーバを実行しているコンピュータの名前を返します。通常は、コンピュータのホスト名です。
    MainHeapBytes グローバルサーバデータ構造に使用されているバイト数を返します。
    MainHeapPages グローバルサーバデータ構造に使用されているページ数を返します。
    MapPhysicalMemoryEng Address Windowing Extensions を使用して、キャッシュ内の物理メモリにマッピングされているデータベースページのアドレス領域ウィンドウの数を返します。
    MaxCacheSize 許容最大キャッシュサイズ (キロバイト単位) を返します。
    MaxConnections

    サーバが許容する同時接続の最大数を返します。デフォルト値は、パーソナルサーバの場合は 10、ネットワークサーバの場合は約 32000 です。この値を小さくするには、-gm サーバオプションを使用します。-gm データベースサーバオプションを参照してください。

    通常は、コンピュータリソースの制約から、ネットワークサーバへの接続の最大数はデフォルト値より小さくなります。

    MaxEventType 有効な最大イベントタイプ ID を返します。
    MaxMessage このプロパティは使用されなくなりました。データベースサーバメッセージウィンドウから取得できる行番号の現在の最大値を返します。この値は、データベースサーバメッセージウィンドウに最後に表示されたメッセージを表します。
    MaxMultiProgrammingLevel データベースサーバが同時に処理できるタスクの最大数を返します。マルチプログラミングレベルのデータベースサーバ設定を参照してください。
    MaxRemoteCapability 有効な最大機能 ID を返します。
    Message

    このプロパティは使用されなくなりました。データベースサーバメッセージウィンドウから取得したメッセージ行を返します。行の先頭にはメッセージが表示された日付と時刻が追加されています。2 番目のパラメータは行番号を指定します。

    PROPERTY( "message" ) によって返された値が、データベースサーバメッセージウィンドウに書き込まれた出力の最初の行です。PROPERTY( "message", n ) を呼び出すと、サーバ出力の n 行目 (0 を最初の行とする) が返されます。バッファは有限であるため、メッセージの生成とともに最初の行が削除されていき、メモリからなくなる場合があります。この場合は、NULL が返されます。

    MessageCategoryLimit sa_server_messages システムプロシージャを使用して取得できる重要度とカテゴリそれぞれの最小メッセージ数を返します。デフォルト値は 400 です。sa_server_messages システムプロシージャを参照してください。
    MessageText このプロパティは使用されなくなりました。データベースサーバメッセージウィンドウ内の指定された行番号に対応するテキスト (日付と時刻を含まない) を返します。2 番目のパラメータは行番号を指定します。
    MessageTime このプロパティは使用されなくなりました。データベースサーバメッセージウィンドウ内の指定された行番号に対応する日付と時刻を返します。2 番目のパラメータは行番号を指定します。
    MessageWindowSize このプロパティは使用されなくなりました。データベースサーバメッセージウィンドウから取得できる行の最大数を返します。
    MinCacheSize 許容最小キャッシュサイズ (キロバイト単位) を返します。
    MinMultiProgrammingLevel サーバが同時に処理できるタスクの最小数を返します。マルチプログラミングレベルのデータベースサーバ設定を参照してください。
    MultiPacketsReceived クライアント/サーバ通信中に受信したマルチパケット要求の数を返します。
    MultiPacketsSent クライアント/サーバ通信中に送信されたマルチパケット応答の数を返します。
    MultiPageAllocs マルチページキャッシュ割り付けの数を返します。
    MultiProgrammingLevel サーバが一度に処理できる同時タスクの最大数を返します。この値を超える数の同時タスクが存在する場合、要求はキューイングされます。この動作を変更するには、-gn サーバオプションを使用します。-gn データベースサーバオプションを参照してください。
    Name

    データベースへの接続に使用するサーバの別名を返す (別名が指定されている場合)。別名が指定されていない場合は、実際のサーバ名を返します。-sn データベースオプションServerName サーバプロパティを参照してください。

    クライアントがコピーノードに接続され、接続文字列で NodeType=COPY が指定されている場合、このプロパティの値は、ServerName 接続パラメータでクライアントの接続文字列に指定されたデータベースサーバ名と異なることがあります。NodeType (NODE) 接続パラメータを参照してください。

    NativeProcessorArchitecture

    ソフトウェアが実行されているネイティブプロセッサタイプを表す文字列を返します。プロセッサをエミュレートできるプラットフォーム (x64 や x86 など) の場合は、OS アーキテクチャタイプではなく、実際のプロセッサタイプが返されます。

    このプロパティが返す値は、オペレーティングシステムが 32 ビットと 64 ビットのいずれであるかを示す値ではありません。

    値には、次のものがあります。

    • Windows (Windows Mobile を除く) - X86 または X86_64
    • Windows Mobile - ARM
    • Solaris - SPARC または X86_64
    • AIX - PPC
    • MAC OS - X86_64
    • HP - IA64
    • Linux - X86 または X86_64

    X86 は 32 ビットハードウェアアーキテクチャを表します。X86_64 は 64 ビットハードウェアアーキテクチャを表します。

    ProcessorArchitecture サーバプロパティも参照してください。

    サポートされるプラットフォームの詳細については、[external link] http://www.sybase.com/detail?id=1002288 を参照してください。

    NumLogicalProcessors サーバコンピュータ上の論理プロセッサ数 (コアとハイパースレッドを含む) を返します。
    NumLogicalProcessorsUsed データベースサーバが使用する論理プロセッサの数を返します。Windows の場合、使用する論理プロセッサ数を変更するには、-gtc オプションを使用します。-gtc データベースサーバオプションを参照してください。
    NumPhysicalProcessors サーバコンピュータで有効となっている物理プロセッサの数を返します。この値は、NumLogicalProcessors の値を物理プロセッサあたりのコア数またはハイパースレッド数で割った数に相当します。Windows 以外のプラットフォームでは、コアまたはハイパースレッドが物理プロセッサとして計数される場合があります。
    NumPhysicalProcessorsUsed データベースサーバが使用する物理プロセッサの数を返します。パーソナルサーバでは、プラットフォームによっては、1 つの CPU 上のコアが 4 つに制限されます。Windows でネットワークデータベースサーバが使用する物理プロセッサの数を変更するには、-gt オプションを使用します。-gt データベースサーバオプションを参照してください。
    ObjectType データベースオブジェクトのタイプを返します。この値は、SYSOBJECT システムビューによって使用されます。SYSOBJECT システムビューを参照してください。
    OmniIdentifier このプロパティはシステムで使用するために予約されています。このプロパティの設定は変更しないでください。
    PacketsReceived 受信したクライアント/サーバ通信パケットの数を返します。この値は、HTTP 接続と HTTPS 接続の場合は更新されません。
    PacketsReceivedUncomp 圧縮が無効になっている場合にクライアント/サーバ通信中に受信したパケットの数を返します(この値は、圧縮が無効の場合は PacketsReceived の値と同じ)。
    PacketsSent 送信されたクライアント/サーバ通信パケットの数を返します。この値は、HTTP 接続と HTTPS 接続の場合は更新されません。
    PacketsSentUncomp 圧縮が無効になっている場合にクライアント/サーバ通信中に送信されたパケットの数を返します(この値は、圧縮が無効の場合は PacketsSent の値と同じ)。
    PageSize データベースサーバのキャッシュページのサイズを返します。-gp オプションを使用して設定可能です。設定しない場合はコマンドラインで指定したデータベースの最大ページサイズです。
    PeakCacheSize 現在のセッションでキャッシュが到達した最大値 (キロバイト単位) を返します。
    Platform ソフトウェアが実行されているオペレーティングシステムを返します。たとえば、Windows XP を実行中の場合、このプロパティは WindowsXP を返します。
    PlatformVer ソフトウェアを実行しているオペレーティングシステムの名前を返します。この名前には、ビルド番号やサービスパックなどの情報も含まれています。
    PrepStmt 現在データベースサーバが保持している準備文の数を返します。
    ProcessCPU

    データベースサーバプロセスにおける CPU の使用量を返します。値は秒数単位です。このプロパティは Windows と UNIX でサポートされています。このプロパティは Windows Mobile ではサポートされていません。

    このプロパティが返す値は、データベースサーバが起動してからの累積値です。この値は Windows タスクマネージャや Windows パフォーマンスモニタなどのアプリケーションに表示される瞬時値とは一致しません。

    ProcessCPUSystem

    データベースサーバプロセス CPU におけるシステム CPU の使用量を返します。これは、データベースサーバがオペレーティングシステムカーネルの内部で使用した CPU 時間を表します。値は秒数単位です。このプロパティは Windows と UNIX でサポートされています。このプロパティは Windows Mobile ではサポートされていません。

    このプロパティが返す値は、データベースサーバが起動してからの累積値です。この値は Windows タスクマネージャやパフォーマンスモニタなどのアプリケーションに表示される瞬時値とは一致しません。

    ProcessCPUUser

    データベースサーバプロセスにおけるユーザ CPU の使用量を返します。値は秒数単位です。これには、データベースサーバがオペレーティングシステムカーネルの内部で使用した CPU 時間は含まれません。このプロパティは Windows と UNIX でサポートされています。このプロパティは Windows Mobile ではサポートされていません。

    このプロパティが返す値は、データベースサーバが起動してからの累積値です。この値は Windows タスクマネージャやパフォーマンスモニタなどのアプリケーションに表示される瞬時値とは一致しません。

    ProcessID

    データベースサーバプロセスのプロセス ID を返します。

    ProcessorAffinity

    -gta オプション、または sa_server_option システムプロシージャと ProcessorAffinity オプションによる指定に従ってデータベースサーバが使用する論理プロセッサを返します。 -gta データベースサーバオプションと次の ProcessorAffinity オプションを参照してください。 sa_server_option システムプロシージャ

    ProcessorArchitecture

    現在のソフトウェアが構築された対象のプロセッサタイプを表す文字列を返します。次のような値があります。

    • Windows (Windows Mobile を除く) - X86 または X86_64
    • Windows Mobile - ARM
    • Solaris - SPARC または X86_64
    • AIX - PPC
    • MAC OS - X86_64
    • HP - IA64
    • Linux - X86 または X86_64

    X86 は 32 ビットデータベースサーバを表します。X86_64 は 64 ビットデータベースサーバを表します。

    NativeProcessorArchitecture サーバプロパティを参照してください。

    ProductName ソフトウェアの名前を返します。
    ProductVersion 実行中のソフトウェアのバージョンを返します。
    ProfileFilterConn 特定の接続をプロファイルするプロシージャがオンの場合にモニタされる接続の ID を返します。それ以外の場合、空の文字列を返します。ユーザによるプロシージャのプロファイルは、sa_server_option プロシージャを使って制御します。sa_server_option システムプロシージャを参照してください。
    ProfileFilterUser 特定のユーザのプロシージャプロファイルがオンの場合にモニタされるユーザ ID を返します。それ以外の場合、空の文字列を返します。ユーザによるプロシージャのプロファイルは、sa_server_option プロシージャを使って制御します。sa_server_option システムプロシージャを参照してください。
    QueryHeapPages クエリ処理 (ハッシュ操作とソート操作) に使用されるキャッシュページの数を返します。
    QueryMemActiveCurr クエリメモリをアクティブに使用する要求数を返します。
    QueryMemActiveEst 安定した状態のデータベースサーバで、クエリメモリをアクティブに使用する要求の推定平均数を返します。
    QueryMemActiveMax クエリメモリをアクティブに使用できる要求の最大数を返します。
    QueryMemExtraAvail 基本的なメモリ集約型の付与を超えて付与可能なメモリ量を返します。
    QueryMemGrantBase すべての要求に付与される最小メモリ量を返します。
    QueryMemGrantBaseMI メモリ集約型の要求に付与される最小メモリ量を返します。
    QueryMemGrantExtra アクティブなメモリ集約型の要求間で QueryMemGrantBaseMI の値を超えて分配されるクエリメモリページの数を返します。
    QueryMemGrantFailed 要求がクエリメモリ待ちになり、取得できなかった合計回数を返します。
    QueryMemGrantGranted 要求に現在付与されているページ数を返します。
    QueryMemGrantRequested 要求がクエリメモリを取得しようとした合計回数を返します。
    QueryMemGrantWaited 要求がクエリメモリ待ちになった合計回数を返します。
    QueryMemGrantWaiting クエリメモリ待ちになっている現在の要求数を返します。
    QueryMemPages クエリ実行アルゴリズムで使用可能なメモリの容量をページ数で返します。
    QueryMemPercentOfCache クエリ実行アルゴリズムで使用可能なメモリの容量を最大キャッシュサイズの割合 (パーセント) で返します。
    QuittingTime サーバのシャットダウン時間を返します。シャットダウン時間が指定されていない場合は、none を返します。
    RememberLastPlan オプティマイザが返す最後のクエリ最適化プランをサーバが記録する場合は、Yes を返します。-zp データベースサーバオプションを参照してください。
    RememberLastStatement サーバが各接続で準備された最後の文を記録している場合は Yes を返し、それ以外の場合は No を返します。-zl データベースサーバオプションを参照してください。
    RemoteCapability 特定の機能 ID に関連付けられたリモート機能名を返します。
    RemoteputWait 通信パケットの送信中にサーバがブロックしなければならなかった回数を返します。通常ブロックは、クライアントまたはネットワークが受信可能な速度を超えてデータベースサーバがデータを送信した場合にのみ起こります。エラー条件は示しません。
    Req サーバが新しい要求を処理するか、または既存の要求の処理を続行できる状態になった回数を返します。
    ReqCountActive サーバが新しい要求を処理するか、または既存の要求の処理を続行できる状態になった回数を返します。
    ReqCountBlockContention 内部サーバのリソースの競合により接続がブロックされた回数を返します。
    ReqCountBlockIO IO 要求の完了を待つ間に接続がブロックされた回数を返します。
    ReqCountBlockLock 別の接続が保持しているローロックを待つ間に接続がブロックされた回数を返します。
    ReqCountUnscheduled サーバスレッドが接続を処理するのを待つ間に接続がブロックされた回数を返します。
    ReqTimeActive サーバが要求の処理で直接費やした合計時間を返します。
    ReqTimeBlockContention 内部サーバのリソースの競合により接続がブロックされた合計時間を返します。
    ReqTimeBlockIO IO 要求の完了を待つ間に接続がブロックされた合計時間を返します。
    ReqTimeBlockLock 別の接続が保持しているローロックを待つ間に接続がブロックされた合計時間を返します。
    ReqTimeUnscheduled サーバスレッドが接続を処理するのを待つ間に接続がブロックされた合計時間を返します。
    RequestFilterConn 接続のロギング情報をフィルタしている場合は、その接続の ID を返し、それ以外の場合は -1 を返します。
    RequestFilterDB データベースのロギング情報をフィルタしている場合は、そのデータベースの ID を返し、それ以外の場合は -1 を返します。
    RequestLogFile 要求ロギングファイルの名前を返します。要求がロギングされていない場合は、空の文字列を返します。sa_server_option システムプロシージャを参照してください。
    RequestLogging 現在の要求ロギング設定を示す値として、SQL、PLAN、HOSTVARS、PROCEDURES、TRIGGERS、OTHER、BLOCKS、REPLACE、ALL、NONE のいずれかを返します。sa_server_option システムプロシージャを参照してください。
    RequestLogMaxSize 要求ログファイルの最大サイズを返します。-zs データベースサーバオプションを参照してください。
    RequestLogNumFiles

    保管される要求ログファイルの数を返します。sa_server_option システムプロシージャを参照してください。

    RequestsReceived クライアント/サーバ通信要求またはラウンドトリップの数を返します。このプロパティでは、PacketsReceived とは異なり、マルチパケット要求を 1 つの要求として数え、活性パケットを計数の対象から除外します。
    RequestTiming 要求タイミングがオンになっている場合は Yes を返し、オフになっている場合は No を返します。要求タイミングをオンにするには、-zr データベースサーバオプションを使用します。-zt データベースサーバオプションを参照してください。
    Rlbk 処理されたロールバック要求の数を返します。
    SendFail 通信プロトコルがパケット送信に失敗した回数を返します。
    ServerEdition

    データベースサーバのタイプを記述する単語のスペースで区切られたリストを返します。次のような値があります。

    • Evaluation
    • Developer
    • Web
    • Educational
    • Standard
    • Advanced
    • Workgroup
    • OEM
    • Authenticated

    次のいずれかの機能のためのライセンスを別途保有している場合は、返されるライセンス文字列に、次の該当する文字列が追加されます。

    • HighAvailability
    • InMemory
    • FIPS

    別途ライセンスが必要なコンポーネントを参照してください。

    ServerName 実際のサーバ名 (サーバの代替名でない) を返します。この値によって、稼働しているサーバのうちどれがデータベースミラーリング構成のプライマリサーバであるかを特定できます。データベースミラーリングを参照してください。
    StartDBPermission -gd サーバオプションの設定を返します。値は、DBA、all、none のいずれかです。-gd データベースサーバオプションを参照してください。
    StartTime サーバが起動された日付/時刻を返します。
    StreamsUsed 使用中のデータベースサーバストリーム数を返します。
    TcpIpAddresses

    サーバが Command Sequence と TDS 接続で受信するセミコロンで区切られた TCP/IP アドレスのリストを返します。次に例を示します。

    (::1):2638;127.0.0.1:2638
    TempDir テンポラリファイルが格納されているサーバ上のディレクトリを返します。
    ThreadDeadlocksAvoided

    スレッドデッドロックエラーが検出されたがクライアントアプリケーションにレポートされなかった回数を返します。データベースサーバが起動すると、このプロパティの値は 0 になります。

    スレッドデッドロックエラーを返すのを防ぐため、データベースサーバはマルチプログラミングレベルを動的に上げます。マルチプログラミングレベルを上げることができない場合、スレッドデッドロックエラーはクライアントアプリケーションに返され、ThreadDeadlocksReported プロパティが増分されます。パーソナルサーバ上ではマルチプログラミングレベルの動的な調整がデフォルトで無効になっているため、ThreadDeadlocksAvoided プロパティは常に 0 になります。

    詳細については、マルチプログラミングレベルのデータベースサーバ設定を参照してください。

    ThreadDeadlocksReported スレッドデッドロックエラーがクライアントアプリケーションにレポートされた回数を返します。データベースサーバが起動すると、このプロパティの値は 0 になります。
    TimeZoneAdjustment サーバのローカル時間を表示するために協定世界時 (UTC: Coordinated Universal Time) に加算する必要がある時間 (分単位) を返します。
    TotalBuffers ネットワークバッファの総数を返します。
    UniqueClientAddresses ネットワークサーバに接続しているユニークなクライアントネットワークアドレスの数を返します。
    UnschReq 使用できるサーバワーカの解放を待ってキューイングされている要求の数を返します。
    UserDefinedCounterRate01

    ユーザが定義したパフォーマンスカウンタの現在の値を返します。このプロパティのセマンティックはクライアントアプリケーションによって定義されます。このカウンタは、パフォーマンスモニタからもアクセスできます。パフォーマンスモニタは、カウンタ値の経時変化を表示します。

    詳細については、ユーザ定義プロパティを参照してください。

    UserDefinedCounterRate02

    ユーザが定義したパフォーマンスカウンタの現在の値を返します。このプロパティのセマンティックはクライアントアプリケーションによって定義されます。このカウンタは、パフォーマンスモニタからもアクセスできます。パフォーマンスモニタは、カウンタ値の経時変化を表示します。

    詳細については、ユーザ定義プロパティを参照してください。

    UserDefinedCounterRate03

    ユーザが定義したパフォーマンスカウンタの現在の値を返します。このプロパティのセマンティックはクライアントアプリケーションによって定義されます。このカウンタは、パフォーマンスモニタからもアクセスできます。パフォーマンスモニタは、カウンタ値の経時変化を表示します。

    詳細については、ユーザ定義プロパティを参照してください。

    UserDefinedCounterRate04

    ユーザが定義したパフォーマンスカウンタの現在の値を返します。このプロパティのセマンティックはクライアントアプリケーションによって定義されます。このカウンタは、パフォーマンスモニタからもアクセスできます。パフォーマンスモニタは、カウンタ値の経時変化を表示します。

    詳細については、ユーザ定義プロパティを参照してください。

    UserDefinedCounterRate05

    ユーザが定義したパフォーマンスカウンタの現在の値を返します。このプロパティのセマンティックはクライアントアプリケーションによって定義されます。このカウンタは、パフォーマンスモニタからもアクセスできます。パフォーマンスモニタは、カウンタ値の経時変化を表示します。

    詳細については、ユーザ定義プロパティを参照してください。

    UserDefinedCounterRaw01

    ユーザが定義したパフォーマンスカウンタの現在の値を返します。このプロパティのセマンティックはクライアントアプリケーションによって定義されます。このカウンタは、パフォーマンスモニタからもアクセスできます。パフォーマンスモニタはカウンタの絶対値を表示します。

    詳細については、ユーザ定義プロパティを参照してください。

    UserDefinedCounterRaw02

    ユーザが定義したパフォーマンスカウンタの現在の値を返します。このプロパティのセマンティックはクライアントアプリケーションによって定義されます。このカウンタは、パフォーマンスモニタからもアクセスできます。パフォーマンスモニタはカウンタの絶対値を表示します。

    詳細については、ユーザ定義プロパティを参照してください。

    UserDefinedCounterRaw03

    ユーザが定義したパフォーマンスカウンタの現在の値を返します。このプロパティのセマンティックはクライアントアプリケーションによって定義されます。このカウンタは、パフォーマンスモニタからもアクセスできます。パフォーマンスモニタはカウンタの絶対値を表示します。

    詳細については、ユーザ定義プロパティを参照してください。

    UserDefinedCounterRaw04

    ユーザが定義したパフォーマンスカウンタの現在の値を返します。このプロパティのセマンティックはクライアントアプリケーションによって定義されます。このカウンタは、パフォーマンスモニタからもアクセスできます。パフォーマンスモニタはカウンタの絶対値を表示します。

    詳細については、ユーザ定義プロパティを参照してください。

    UserDefinedCounterRaw05

    ユーザが定義したパフォーマンスカウンタの現在の値を返します。このプロパティのセマンティックはクライアントアプリケーションによって定義されます。このカウンタは、パフォーマンスモニタからもアクセスできます。パフォーマンスモニタはカウンタの絶対値を表示します。

    詳細については、ユーザ定義プロパティを参照してください。

    WebClientLogFile Web サービスクライアントログファイルの名前を返します。-zoc データベースサーバオプションを参照してください。
    WebClientLogging Web サービスクライアント情報がファイルにロギングされているかどうかを示す値を返します。-zoc データベースサーバオプションを参照してください。

  • [再表示]   このボタンをクリックすると、[サーバプロパティ] リストの値が更新されます。

  • [説明]   リストからプロパティを選択すると、そのプロパティの説明が [説明] ウィンドウに表示されます。

 参照