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SAP Sybase SQL Anywhere 16.0 » コンテキスト別ヘルプ » SQL Anywhere プラグインのヘルプ » SQL Anywhere プロパティ ウィンドウ

 

[Web サービスのプロパティ] ウィンドウ:[一般] タブ

このタブには次の項目があります。

  • [名前]   選択された Web サービスの名前が表示されます。

  • [タイプ]   オブジェクトのタイプが表示されます。

  • [有効化]   このオプションを選択すると、Web サービスが HTTP または HTTPS で要求を受信できるようになります。デフォルトでは、データベースサーバは Web サービス要求を受信しないため、クライアントはデータベースに定義されているサービスへアクセスする方法がありません。このオプションをオフにすると、データベースサーバでは Web サービスの定義がデータベース内に維持されますが、Web サービスは使用できなくなります。HTTP Web サーバを起動する方法を参照してください。

  • [サービスタイプ]   選択された Web サービスが、Raw、XML、HTML、JSON、SOAP、DISH のいずれであるかが表示されます。サービスタイプを変更するには、ドロップダウンリストから別のタイプを選択します。

  • [URL パス]   URL パスを受け入れるかどうかを指定します。受け入れる場合はその処理方法も指定します。SQL Anywhere HTTP Web サーバを参照する方法Web クライアントアプリケーションの開発を参照してください。

    • [オフ]   URL パスの残りの部分を許可しない場合は、このオプションを選択します。サービスの名前が通常のスラッシュ (/) で終わる場合、[オフ] を選択します。たとえば、[オフ] を選択し、URL パスが http://<host-name>/<service-name>/aaa/bbb/ccc の場合、http://<host-name>/<service-name> のみが許可されます。URL パスの残りの部分 /<aaa/bbb/ccc は許可されません。

    • [オン]   URL パスの残りの部分が許可され、その部分が単一のパラメータとして設定される場合は、このオプションを選択します。たとえば、URL パス http://<host-name>/<service-name>/aaa/bbb/ccc では、URL パスの残りの部分は /aaa/bbb/ccc です。これは、単一のパラメータとして処理されます。

    • [要素]   URL パスの残りの部分が許可され、その部分が複数のパラメータとして設定される場合は、このオプションを選択します。たとえば、URL パス http://<host-name>/<service-name>/aaa/bbb/ccc では、パスの各要素は別個のパラメータとして処理されます。たとえば、url1=aaa、url2=bbb、url3=ccc のようになります。

  • [フォーマット]   このフィールドは、SOAP サービスと DISH サービスにのみ適用されます。

    .NET、Java JAX-RPC などの各種 SOAP クライアントと互換性のある出力フォーマットが生成されます。SOAP サービスのフォーマットを指定しなければ、サービスの DISH サービス宣言からフォーマットが継承されます。DISH サービスがフォーマットを宣言していない場合は、.NET クライアントと互換性のある DNET がデフォルトになります。フォーマットタイプの異なる複数の DISH サービスを定義すると、フォーマットを宣言していない SOAP サービスをさまざまな種類の SOAP クライアントで使用できるようになります。

  • [明示的な応答オブジェクトを公開]   このオプションの影響を受けるのは、生成される WSDL ドキュメントだけです。このオプションを選択すると、DISH サービスから、結果セットを明示的に記述する XML スキーマが返されます。結果セットにはすべてのカラム名とそのデータ型が返されます。

    このオプションを選択しなかった場合、DISH サービスは、汎用の SimpleDataset オブジェクトを記述する XML スキーマ (WSDL ドキュメント) を返します。SimpleDataset は、ローとカラムから構成されるローセットを記述します。カラム名やデータ型の情報は返されません。

  • [データ型]   このフィールドは、SOAP サービスにだけ適用されます。値は次のいずれかです。

    • [オフ]   入力と出力のデータ型指定はありません。これはデフォルトです。SOAP のデータ型を参照してください。

    • [オン]   入力パラメータと結果セットの応答のデータ型指定をサポートします。

    • [入力]   入力パラメータだけのデータ型指定をサポートします。

    • [出力]   すべての SOAP サービスフォーマットの結果セット応答のデータ型情報を指定します。

  • [サービス名プレフィクス]   このフィールドは、DISH サービスにだけ適用されます。名前がこのプレフィクスで始まる SOAP サービスだけが、DISH サービスによって処理されます。

  • [メソッド]   HEAD、GET、POST、PUT、DELETE のうち、1 つ以上の要求メソッドを選択します。

  • [権限が必要]   ユーザがこの Web サービスを使用するときに認証が必要かどうかを示します。

    このオプションを選択すると、認証が必要になります。認証が必要な場合、このサービスに接続するユーザは必ず、ユーザ名とパスワードを入力する必要があります。[ユーザ] フィールドの横にチェックマークが表示された場合は、指定されたユーザとして認証しないとこの Web サービスを使用できません。一方、[ユーザ] フィールドの横にチェックマークが表示されず、かつ認証が必要な場合、任意のデータベースユーザを使って認証すれば、この Web サービスを使用できます。

    認証が必要でない場合、以下のドロップダウンリストから特定のユーザを選択する必要があります。すべての要求は、[ユーザ] フィールドに指定されたユーザのアカウントとパーミッションを使って実行されます。

  • [ユーザ]   サービス要求の実行に使用されるユーザのアカウントが表示されます。サービスで認証を必要としない場合、このドロップダウンリストから特定のユーザを選択する必要があります。

  • [セキュリティが必要]   非セキュアな接続を受け入れるかどうかが表示されます。このオプションを選択すると、Web サービスにセキュリティが必要になります。Web サービスでセキュリティが必要である場合、セキュア接続 (HTTPS) だけが受け入れられます。このオプションをクリアした場合、HTTP 接続と HTTPS 接続の両方が受け入れられます。

  • [コメント]   Web サービスの説明を入力します。たとえば、システムにおけるその Web サービスの目的を、この領域に記述できます。

 参照