SQL Anywhere と Ultra Light は、大規模な企業データベースソースからモバイルデータベースに至る、データストレージとデータアクセスのニーズに対応しています。アプリケーションの設計時に、2 つの中から最適なデータベースを選択する必要があります。
ターゲットプラットフォームが UNIX または Mac OS X の場合は、SQL Anywhere データベースを使用してください。
ターゲットプラットフォームが Embedded Linux、Android、BlackBerry、iPhone、または iPad の場合は、Ultra Light データベースを使用してください。
ターゲットプラットフォームが Windows 7、Windows Vista、Windows XP、または Linux の場合は、SQL Anywhere と Ultra Light のどちらも使用できます。SQL Anywhere の方が、フル機能を使用でき、追加で必要なメモリもそれほど問題にはならないので、よく使用されます。
ターゲットプラットフォームが Windows Mobile (Pocket PC やスマートフォンなどのデバイス) の場合、メモリの制約や、場合によってはアプリケーションで実行するタスクを考慮する必要があります。Windows Mobile 上では、SQL Anywhere は約 6 MB のメモリに加え、同期コンポーネント用に 2 MB のメモリを必要としますが、Ultra Light は 1 MB 以下のメモリしか必要とせず、同期機能も組み込まれています。しかし、Ultra Light はかなり小さいものの、SQL Anywhere と同じ機能 (複雑なクエリ、イベント、プロシージャ、トリガ、ビューなど) をサポートしているわけではありません。
コアとなるデータベースソリューション (SQL Anywhere) と Ultra Light データベースソリューションの相違点の詳細については、Ultra Light、Ultra Light Java Edition、SQL Anywhere の機能比較を参照してください。
![]() |
DocCommentXchange で意見交換できます
|
Copyright © 2013, SAP AG or an SAP affiliate company. - SAP Sybase SQL Anywhere 16.0 |