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SAP Sybase SQL Anywhere 16.0 » SQL Anywhere 16 紹介 » データ管理テクノロジ

 

ETL 機能

ETL (Extract:抽出、Transform:変換、Load:ロード) とは、異なるデータソースから大量のデータを抽出し、1 つのデータベースに統合するプロセスです。抽出フェーズでは、データは解析され、妥当性を評価されます。変換では、データは操作され、格納するためのフォーマットに変換されます。一般的に、変換では不要なカラムを削除し、計算値を計算し、データを統合できるように日付などの値を共通フォーマットに変換します。その後データは、組織のニーズに応じた頻度とスコープでデータベースにロードされます。

SQL Anywhere には、ETL をサポートするいくつかの機能があります。次に例を示します。

  • OPENSTRING 操作   FROM 句で OPENSTRING 操作を使用すると、クライアント側およびサーバ側のデータソースからデータを変換およびロードできます。FROM 句を参照してください。

  • OPENXML 演算子   OPENXML 文字列演算子を使用すると、XML ドキュメントからデータを抽出できます。OPENXML 演算子を参照してください。

  • MERGE 文   MERGE 文を使用すると、異なるソースオブジェクトのデータをマージできます。MERGE 文を参照してください。

  • プロキシテーブル   プロキシテーブルを使用すると、リモートデータベースのテーブル、ビュー、マテリアライズドビューなどのオブジェクトにアクセスできます。プロキシテーブルを参照してください。

  • FROM 句のシステムプロシージャコール   クエリの FROM 句でさまざまなシステムプロシージャを使用することで、データをロードするためのデータ抽出やデータ変換を実行できます。SQL Anywhere で使用できるシステムプロシージャのリストについては、システムプロシージャを参照してください。