SQL Remote は、同期システム用に設計されたもので、以下の要件があります。
多数のリモートデータベース SQL Remote は、多数のリモートデータベースをサポートするように設計されています。多数のリモートサイトへのメッセージを同時に準備できるので、1 回のインストールで、数千のリモートデータベースをサポートできます。
随時接続 SQL Remote は、ネットワークに随時または間接的に接続されるデータベースをサポートします。
遅延時間:短~長 遅延時間が長いというのは、システムにおいて、あるデータベースにデータが入力されてからそのデータが各データベースにレプリケートされるまでのタイムラグが長いということです。SQL Remote の場合、レプリケーションメッセージは、秒、分、時間、または日単位の間隔で送信されます。
容量:低~中 レプリケーションメッセージは随時配信されるので、各リモートサイトのトランザクションの容量が大きい場合は、メッセージの容量が大きくなります。SQL Remote は、1 つのリモートデータベースについてのレプリケーションデータが比較的低容量であるシステムに最適です。一方、統合サイトにおいては、同時に複数のサイトのメッセージを準備することで、SQL Remote は効率的にメッセージを準備します。
同機種データベース SQL Remote は、SQL Anywhere データベースをサポートします。システム内の各データベースは、同様なスキーマを持つ必要があります。
![]() |
DocCommentXchange で意見交換できます
|
Copyright © 2013, SAP AG or an SAP affiliate company. - SAP Sybase SQL Anywhere 16.0 |