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SAP Sybase SQL Anywhere 16.0 » SQL Anywhere 16 紹介 » データ管理テクノロジ » SQL Anywhere の内部構造

 

SQL Anywhere データベースサーバの内部

SQL Anywhere データベースサーバは、多くの要求を効率的に処理できる内部構造となっています。

  • 通信レイヤが、クライアントアプリケーションとデータ交換を処理します。このレイヤがクライアントアプリケーションから要求を受信して、その結果を返します。この動作のタイミングは、ネットワークトラフィックを最小に保ちながら、データができるだけ早くクライアント側に届くように、クライアントとサーバのネゴシエーションによって決定されます。

  • パーサが、データベースサーバに送信された各 SQL 文をチェックして、それを内部フォームに変換して処理します。

  • 要求がクエリ、または更新や削除を行う文の場合は、データにアクセスするいろいろな方法があり、アクセスする時間もそれによってかなり異なる可能性があります。オプティマイザは、必要なデータをすばやく取得するのに最適な方法を選択します。

  • データベースサーバの最下位レベルがディスクからデータの読み込みと書き込みを行い、不必要なディスクアクセスを避けるためにデータをメモリにキャッシュし、複数のユーザからの要求のバランスを調整します。

SQL Anywhere の内部アーキテクチャ。
 SQL Anywhere データベースサーバ:
 参照