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SAP Sybase SQL Anywhere 16.0 » SQL Remote » チュートリアル:SQL Remote システムの作成

 

レッスン 7:リモートデータベースでのデータの受信

統合データベース (hq) から送信されたデータを、リモートデータベース (field) で受信します。

前提条件

SYS_REPLICATION_ADMIN_ROLE システムロールが必要です。

内容と備考

次のとおりです。

 ♦ タスク
  1. 現在、リモートデータベース (field) に接続されていない場合は、次のコマンドを実行します。

    dbisql -c "UID=DBA;PWD=sql;SERVER=server_field;DBF=c:\tutorial\field.db"
    
  2. リモートデータベース (field) でc:\tutorial ディレクトリから Message Agent を実行します。

    dbremote -c "UID=DBA;PWD=sql;SERVER=server_field;DBF=c:\tutorial\field.db;"
  3. [Message Agent] ウィンドウに「実行が完了しました。」と表示されたら、[シャットダウン] をクリックします。

    c:\tutorial\field\hq.0 ファイルは c:\tutorial\hq\field.0 というファイルに置き換えられました。field.0 ファイルは受信確認を含みます。

  4. 次の方法でリモートデータベース (field) がデータを含んでいることを確認してください。

    1. 次の文を実行して、SalesReps テーブルをの内容を表示します。

      SELECT * FROM SalesReps;

      統合データベース (hq) で入力したローが両方とも SalesReps テーブルにあります。これは、SalesRepsData パブリケーションに SalesReps テーブルからのすべてのデータが含まれていたからです。

      rep_key name
      rep1 Field User
      rep2 Another User
      rep3 Example User
    2. 次の文を実行して、Customers テーブルをの内容を表示します。

      SELECT * FROM Customers;

      Customers テーブルには現在、統合データベース (hq) で入力された Land Sports の顧客データを持つローも含まれています。

      cust_key name rep_key
      cust1 Ocean Sports rep1
      cust3 Land Sports rep1
  5. 統合データベース (hq) で c:\tutorial ディレクトリから Message Agent を実行します。

    dbremote -c "UID=DBA;PWD=sql;SERVER=server_hq;DBF=c:\tutorial\hq.db"

    c:\tutorial\hq ディレクトリで、ファイル field.0 が消去されます。

結果

統合データベースから送信されたデータが、リモートデータベースで受信されます。