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SAP Sybase SQL Anywhere 16.0 » SQL Remote » SQL Remote システムの作成

 

サブスクリプション

パブリケーションに対してユーザをサブスクライブするには、「サブスクリプション」を作成します。パブリケーションに含まれる情報を共有する各データベースには、そのパブリケーションに対するサブスクリプションが必要です。データベース内の各パブリケーションに対して変更を加えると、その変更内容はパブリケーションのすべてのサブスクライバに定期的にレプリケートされます。このようなレプリケーションを、「パブリケーションの更新」と呼びます。

パブリケーションに対してユーザをサブスクライブするには、次の情報が必要です。

  • パブリケーション名   ユーザがサブスクライブされるパブリケーションの名前。

  • サブスクリプション値   サブスクリプション値は、パブリケーションに SUBSCRIBE BY 句が含まれている場合にのみ適用されます。サブスクリプション値とは、パブリケーションの SUBSCRIBE BY 句に対してテストを行った値です。たとえば、従業員 ID を含むカラム名をパブリケーションが SUBSCRIBE BY 句として保持する場合は、サブスクリプションを作成するときに、サブスクライブされるユーザの従業員 ID の値を指定する必要があります。サブスクリプション値は常に文字列です。

    この値は、パブリケーションに SUBSCRIBE BY 句が含まれている場合にのみ必要です。

  • Subscriber-id   パブリケーションに対してサブスクライブされるユーザ。統合データベースで、リモートユーザにサブスクリプションを作成する場合、そのリモートユーザに REMOTE 権限が付与されている必要があります。リモートデータベースで、統合ユーザにサブスクリプションを作成する場合、そのユーザに CONSOLIDATED 権限が付与されている必要があります。抽出ユーティリティ (dbxtract) とデータベース抽出ウィザードでは、デフォルトで、適切な PUBLISH 権限と CONSOLIDATE 権限が、リモートデータベース内のユーザに付与されます。

 参照

SQL Remote サブスクリプションの作成