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SAP Sybase SQL Anywhere 16.0 » SQL Remote » SQL Remote システム

 

SQL Remote レプリケーションプロセス

SQL Remote では、メッセージは常に双方向に送信されます。統合データベースは、パブリケーションの更新を含むメッセージをリモートデータベースに送信します。リモートデータベースは、更新されたデータと受信確認メッセージを統合データベースに送信します。

SQL Remote はモデルをパブリッシュし、サブスクライブします。リモートデータベースと統合データベースは、相手のパブリケーションに対してそれぞれサブスクライブします。

リモートデータベースユーザがデータを修正すると、その変更内容が統合データベースにレプリケートされます。この変更が統合データベースで適用されると、変更は統合データベースのパブリケーションに取り込まれ、(更新元のデータベースを除く) すべてのリモートデータベースに送信される更新内容に追加されます。このように、リモートデータベース間でのレプリケーションは、統合データベースを経由して行われます。

たとえば、統合データベースのパブリケーション内でデータが更新されると、更新内容がリモートデータベースに送信されます。リモートデータベースでデータが更新されていない場合でも、レプリケーションのステータスを把握するために、確認メッセージが統合データベースに送信されます。

SQL Remote レプリケーションに含まれるコンポーネントの説明図。
 SQL Remote レプリケーションプロセスに関連する手順
 参照