階層の 1 つのレベルのみで動作するパススルー 多層 SQL Remote システムでは、現在のレベルのすぐ下でパススルー文が動作することが重要になります。多層システムでは、統合データベースで、その下のレベルを動作の対象としてパススルー文を入力してください。
プロシージャの呼び出し パススルーモードで CALL 文または EXEC 文を使用してストアドプロシージャを呼び出すと、次のようになります。
プロシージャが統合データベースで実行されない場合でも、プロシージャはパススルーコマンドを呼び出す統合データベースに存在します。
プロシージャは、リモートデータベースにも存在します。CALL 文または EXEC 文はレプリケートされますが、プロシージャ内の文はレプリケートされません。レプリケートされるデータベースのプロシージャは適切な作用をしていると仮定しています。
制御文 IF や LOOP などの制御文と、すべてのカーソル処理は、パススルーモードではレプリケートされません。ループ構造または制御構造内の文は、レプリケートされます。
カーソル処理 カーソルの処理はレプリケートされません。
SQL SET OPTION 文 静的な Embedded SQL の SET OPTION 文はレプリケートされません。しかし、動的 SQL 文はレプリケートされます。静的 SQL と動的 SQLを参照してください。
たとえば、次の文はパススルーモードではレプリケートされません。
EXEC SQL SET OPTION ... |
しかし、次の動的 SQL 文はレプリケートされます。
EXEC SQL EXECUTE IMMEDIATE "SET OPTION ... " |
バッチ文 バッチ文 (BEGIN と END に囲まれた一連の文) は、パススルーモードではレプリケートされません。パススルーモードでバッチ文を使おうとすると、エラーが発生します。
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