単層階層では、1 つの統合データベースの下に 1 つ以上のリモートデータベースが存在します。このような階層では、統合データベースによって、リモートデータベースのパブリッシャに REMOTE 権限が付与され、各リモートデータベースによって、統合データベースのパブリッシャに CONSOLIDATE 権限が付与されます。
たとえば、統合データベースのパブリッシャによって識別される統合データベース HeadOffice と、リモートデータベースのパブリッシャによって識別されるリモートデータベース RegionalOffice があるとします。
統合データベース HeadOffice で、次の処理を実行します。
リモートデータベース RegionalOffice のパブリッシャと同じ名前のユーザーを作成します。
RegionalOffice に REMOTE 権限を付与します。このことによって、RegionalOffice が HeadOffice からメッセージを受信するデータベースとして識別されます。
リモートデータベース RegionalOffice で、次の処理を実行します。
統合データベース HeadOffice のパブリッシャと同じ名前のユーザを作成します。
HeadOffice に CONSOLIDATE 権限を付与します。このことによって、HeadOffice が RegionalOffice の統合データベースとして識別されます。つまり、HeadOffice が、RegionalOffice にメッセージを送信するデータベースとなります。
Dbxtract による権限の自動設定 参照 |
DocCommentXchange で意見交換できます
|
Copyright © 2013, SAP AG or an SAP affiliate company. - SAP Sybase SQL Anywhere 16.0 |