SYS_RUN_REPLICATION_ROLE システムロールを持っているユーザは、SQL Remote から接続している場合にのみ、データベースに対する完全な管理権限を持ちます。SQL Remote ユーザはデータベースに対するフルアクセス権を持ち、メッセージで指定された変更を行うことができます。この権限を持つユーザだけが SQL Remote を実行できます。
SYS_RUN_REPLICATION_ROLE システムロールは次のプロパティを備えています。
SQL Remote 以外からの接続では特別な権限はなし SYS_RUN_REPLICATION_ROLE システムロールが付与されたユーザは、SQL Remote または dbmlsync 以外からの接続では、このロールから継承される権限を行使できません。したがって、SYS_RUN_REPLICATION_ROLE システムロールを持つユーザのユーザ名とパスワードが公開されていても、セキュリティ上の問題は発生しません。そのデータベースで CONNECT より上の権限が付与されたユーザ名を使用しないかぎり、データベース内のデータにアクセスすることはできません。
SQL Remote からの完全なデータベース管理権限 SQL Remote から接続している場合、SYS_RUN_REPLICATION_ROLE システムロールを持つユーザは、データベースに対する完全なデータベース管理権限を持ちます。
SYS_RUN_REPLICATION_ROLE システムロールの付与
SYS_RUN_REPLICATION_ROLE システムロールの取り消し
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