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SAP Sybase SQL Anywhere 16.0 » SQL Remote » チュートリアル:SQL Remote システムの作成

 

レッスン 6:統合データベースからリモートデータベースへのデータの送信

Interactive SQL を使用して、統合データベース (hq) からリモートデータベース (field) にデータをレプリケートします。

前提条件

SYS_REPLICATION_ADMIN_ROLE システムロールが必要です。

内容と備考

次のとおりです。

 ♦ タスク
  1. 現在、統合データベース (hq) に接続されていない場合は、次のコマンドを実行します。

    dbisql -c "UID=DBA;PWD=sql;SERVER=server_hq;DBF=c:\tutorial\hq.db"
  2. 次の文を実行して、SalesReps テーブルと Customers テーブルにサンプルデータを追加します。

    INSERT INTO SalesReps ( rep_key, name )
    VALUES ( 'rep3', 'Example User' );
    
    INSERT INTO Customers ( cust_key, name, rep_key )
    VALUES ( 'cust3', 'Land Sports', 'rep1' );
    INSERT INTO Customers ( cust_key, name, rep_key )
    VALUES ( 'cust4', 'Air Plus', 'rep2' );
    COMMIT;
  3. 次の文を実行して、データが入力されたことを確認します。

    SELECT * FROM SalesReps;
    SELECT * FROM Customers;
  4. リモートデータベース (field) にローを送信するには、c:\tutorial ディレクトリの統合データベースで Message Agent を実行します。

    dbremote -c "UID=DBA;PWD=sql;SERVER=server_hq;DBF=c:\tutorial\hq.db"

    このコマンドは、統合データベース (hq) が現在デフォルトサーバで実行されていることを前提としています。データベースが実行されていない場合は、DBN パラメータの代わりに DBF パラメータを、データベースファイル名とともに指定します。

  5. [Message Agent] ウィンドウに「実行が完了しました。」と表示されたら、[シャットダウン] をクリックします。

  6. c:\tutorial\field を参照します。

    ファイル名 hq.0 がディレクトリにリストされています。このファイルは、統合データベース (hq) から送信された変更を含みます。

結果

SalesReps テーブルと Customers テーブルにサンプルデータが追加され、統合データベースからリモートデータベースに送信されます。