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SAP Sybase SQL Anywhere 16.0 » SQL Remote » チュートリアル:メッセージサーバとして HTTP メッセージシステムと統合データベースを使用するレプリケーションシステムの設定

 

レッスン 2:メッセージサーバとして動作する統合データベースの設定

HTTP メッセージシステム用メッセージサーバとして動作する統合データベースを設定します。

前提条件

SYS_REPLICATION_ADMIN_ROLE システムロールが必要です。

内容と備考

メッセージサーバとして動作する別のデータベースとデータベースサーバを設定することも可能です。

 ♦ タスク
  1. Interactive SQL を使用して、SYS_REPLICATION_ADMIN_ROLE システムロールを持つユーザとして統合データベースに接続します。

    dbisql -c "SERVER=cons;DBN=cons;UID=DBA;PWD=sql"
  2. データベースが最初に初期化されたとき、リモートユーザからの HTTP 要求を受け付けるのに必要な Web サービスはどれも定義されておらず、メッセージファイルが格納されているディレクトリにデータベースサーバがアクセスするのを許可する定義はありません。これらのオブジェクトの作成は、誰がすべてのオブジェクトを所有するのかを指定するオプションのパラメータを持つ sr_add_message_server ストアドプロシージャの使用により自動化されています。統合データベース (cons) に次の文を実行して、メッセージサーバに必要なすべてのオブジェクトを定義して、すべてのオブジェクトが cons ユーザによって所有されていることを指定します。

    CREATE ROLE FOR USER cons;
    SET REMOTE http OPTION cons.root_directory='c:\\tutorial\\messages';
    CALL sr_add_message_server( 'cons' );
    COMMIT;
  3. Interactive SQL との接続を切断します。

結果

統合データベースが HTTP メッセージシステム用メッセージサーバとして動作するように設定されます。