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SAP Sybase SQL Anywhere 16.0 » SQL Remote » SQL Remote システムの作成 » ユーザ権限

 

CONSOLIDATE 権限

SQL Remote 階層内で現在のデータベースの直上にあるデータベースには、現在のデータベースによって CONSOLIDATE 権限が付与されます。各リモートデータベースでは、統合データベースに CONSOLIDATE 権限を付与する必要があります。

CONSOLIDATE 権限は、読み込み専用リモートデータベースから統合データベースにも付与する必要があります。これは、リモートデータベースから統合データベースに受信確認が送信されるためです。

ユーザに CONSOLIDATE 権限を付与する場合は、次の設定を行う必要があります。

  • メッセージシステム   データベース内で最低 1 つのメッセージシステムが定義されるまで、新規統合ユーザを作成することはできません。

  • 送信頻度   SQL 文を使用して CONSOLIDATE 権限を付与する場合、送信頻度の設定はオプションです。

CONSOLIDATE 権限を付与するには、次の処理を実行します。

  • ユーザを統合ユーザとして識別します。

  • この統合ユーザでメッセージを交換するときに使用するメッセージタイプを指定します。

  • メッセージの送信先アドレスを指定します。

  • メッセージが統合ユーザに送信される頻度を指示します。

データベースのパブリッシャは、同じデータベースの REMOTE 権限と CONSOLIDATE 権限を持つことはできません。これにより、パブリッシャが、出力メッセージの送信者と受信者の両方として識別されます。

 抽出ユーティリティ (dbxtract)
 参照

CONSOLIDATE 権限の付与
CONSOLIDATE 権限の取り消し