Ultra Light time_format 作成パラメータ

データベースから取り出した時刻の表示形式を設定します。

Android スマートフォンの場合は、代わりに Connection.setOption(OPTION_TIME_FORMAT, value) を使用して、この作成パラメータを設定できます。Connection.setOption メソッド [Ultra Light J]とConnection.OPTION_TIME_FORMAT 変数 [Ultra Light J]を参照してください。

 ulinit  --time_format=value

Ultra Light では time_format 作成パラメータで設定した時間の単位を使用して時間が記述されます。時間の単位には、時、分、秒、ミリ秒があります。

時間の値は、文字列で表すこともできます。時間の値は、文字列変数に割り当ててから取り出します。

ISO (HH:MM:SS) がデフォルトの時間形式です。たとえば、真夜中はこの表示形式では 00:00:00 になります。デフォルトの ISO の時間形式を使用しない場合は、これらの時間の単位に別の表示形式と順序を指定します。

表示形式は次の記号を組み合わせた文字列です。

既存のデータベースの時間形式は変更できません。変更する必要がある場合は、新しいデータベースを作成してください。

各記号は、設定された表示形式の時刻のデータで置き換えられます。数字ではなく文字を表す表示形式の記号は、大文字で入力でき、その場合、置き換えられる文字も大文字になります。表示形式の文字列で大文字と小文字を混ぜて使用すると、数字の前に 0 が付きません。

記号に大文字を使用するか小文字を使用するかで 0 埋め込みを制御できます。

記号をすべて大文字または小文字 (HH や hh など) で入力すると、0 埋め込みが行われます。たとえば HH:NN:SS と入力すると、01:01:01 と表記されます。
大文字と小文字を混ぜて入力すると (Hh など)、0 埋め込みは行われません。たとえば Hh:Nn:Ss と入力すると、1:1:1 と表記されます。

Sybase Central では、データベースを作成するウィザードで時間形式を設定できます。[新しいデータベース作成パラメータ] ページで [時間形式] オプションをクリックします。

クライアントアプリケーションから、データベースマネージャクラスに対するデータベース作成メソッドの作成パラメータの 1 つとしてこのプロパティを設定します。