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この同期パラメータを使用すると、他の定義済みパラメータでは簡単に指定できない追加パラメータをアプリケーションで指定できます。このパラメータフィールドには、あまり使用されないパラメータが指定されます。
追加パラメータは、複数の keyword=value 設定をセミコロンで区切った文字列として指定されます。
構文は、使用する API によって異なります。Ultra Light J では使用できません。
次のプロパティを追加パラメータ設定の一部として指定できます。
AllowDownloadDupRows
同期時に、ダウンロードされたローにプライマリキーの重複が検出された場合にエラーにしないようにします。
このプロパティを 0 に設定すると、エラーが発生し、ダウンロードをロールバックします。1 に設定すると、警告が発生し、ダウンロードを続行します。
このプロパティは Ultra Light C/C++ でのみ使用できます。
CheckpointStore
同期中にデータベースのチェックポイントを追加して、同期プロセス中のデータベースの拡張を制限します。
このプロパティを 1 に設定するとこの機能が有効になります。多くの更新を伴う大量のダウンロードには最適ですが、同期処理に時間がかかるようになります。デフォルトでは 0 に設定されています。
DisableConcurrency
同期のアップロードフェーズ中は、他のスレッドからのデータベースへのアクセスを禁止します。
このプロパティを 0 に設定すると、データベースへの同時アクセスが許可されます。許可しないためには 1 に設定します。デフォルトでは、このプロパティは 0 に設定されています。
TableOrder
Ultra Light のデフォルトのテーブルの順序が適切でない場合に、優先同期に必要なテーブルの順序を設定します。
このプロパティを設定して、テーブル名をアップロード順に並べたリストを作成します。Ultra Light ではカンマで区切られたリストを使用し、ulsync ではセミコロンで区切られたリストを使用します。デフォルトでは、外部キーの関係に基づいた順序で並べられます。統合データベースの外部キーが Ultra Light リモートに一致し、外部キー循環がない場合は、通常、デフォルトの順序を使用できます。
一重または二重引用符でテーブル名を囲みます。たとえば、"Customer,Sales"と 'Customer,Sales' の両方が Ultra Light でサポートされています。
同期に含まれていないテーブルを指定すると、そのテーブルは無視されます。リストしないテーブルは、リモートデータベースで定義した外部キーに基づいて適切に保存されます。
ダウンロードのテーブルの順序は、アップロードで定義した順序と同じです。
Ultra Light テーブルが次のいずれかに該当する場合は、テーブル順序を明示的に設定するだけですみます。
外部キー循環に含まれる場合。循環に含まれるすべてのテーブルをリストする必要があります。
統合データベース内の外部キーの関係が異なる場合。
Ultra Light for C/C++ アプリケーションは、次のように追加パラメータを設定できます。
ul_sync_info info; // ... info.additional_parms = UL_TEXT( "AllowDownloadDupRows=1; CheckpointStore=1; DisableConcurrency=1; TableOrder=Customer,Sales" );