Ultra Light 接続パラメータと ULSQLCONNECT 環境変数

ULSQLCONNECT 環境変数を使用すると、開発中に同じ接続パラメータを Interactive SQL に指定する必要がなくなります。Interactive SQL は、ULSQLCONNECT 環境変数に対応する唯一のツールです。この変数は、カスタムアプリケーションには使用できません。

ULSQLCONNECT 環境変数はオプションで、デフォルトでは設定されません。ULSQLCONNECT 環境変数は、keyword=value をセミコロンで区切って定義したパラメータのリストとして設定します。

指定した値が、Ultra Light デスクトップ管理ツールのデフォルトの値になります。Interactive SQL に追加パラメータが必要な場合や、この環境変数で設定したデフォルト値を変更する必要がある場合は、これらの値を設定してください。ユーザが指定する値が常にこの環境変数より優先されます。

等号の代わりにシャープ記号 (#) を使用しないでください。シャープ記号は dbisql では無視されます。Ultra Light でサポートされているすべてのプラットフォームで、環境変数の設定内で = を使用できます。

この例では、ULSQLCONNECT 環境変数を使用して c:\database\myfile.udb というファイルに接続し、demoパスワードtestを使用してユーザを認証します。

ULSQCONNECT 環境変数に、次の変数を設定します。

set ULSQLCONNECT="DBF=c:\database\myfile.udb;UID=demo;PWD=test"

この環境変数を設定した場合、これらのデフォルト値を変更する必要がなければ、これらの値に dbisql -c 接続オプションを使用する必要はありません。