Ultra Light C++ API には、エラー情報の取得に使用する ULError オブジェクトが含まれています。API のさまざまなメソッドが、メソッド呼び出しが成功したかどうかを示すブール値を返します。場合によっては、エラーが発生したときに NULL が返されます。ULConnection オブジェクトには、ULError オブジェクトを返す GetLastError メソッドが含まれています。
エラーを診断するには、SQLCode を使用します。SQLCode に加えて、GetParameterCount メソッドと GetParameter メソッドを使用すると、エラーに関する追加情報を提供する追加のパラメータが存在するかどうかを判別できます。
Ultra Light では、明示的なエラー処理に加えて、エラーコールバック関数をサポートしています。コールバック関数を登録すると、Ultra Light エラーが発生するたびに関数が呼び出されます。コールバック関数がアプリケーションフローを制御することはありませんが、すべてのエラーを通知することができます。コールバック関数を使用すると、アプリケーションの開発中やデバッグ中は特に効果的です。
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