Embedded SQL アプリケーションを開発するときは、SQL 文に標準の C または C++ ソースコードを混在させます。Embedded SQL アプリケーションを開発するには、C または C++ のプログラミング言語に精通していることが必要です。
Embedded SQL アプリケーションの開発プロセスは、次のとおりです。
Ultra Light データベースを設計します。
通常 .sqc という拡張子の付いた Embedded SQL ソースファイルにソースコードを記述します。
ソースコードにデータアクセスが必要な場合は、EXEC SQL キーワードに続いて SQL 文を指定して実行します。次に例を示します。
EXEC SQL BEGIN DECLARE SECTION int cost char pname[31]; EXEC SQL END DECLARE SECTION EXEC SQL SELECT price, prod_name INTO :cost, :pname FROM ULProduct WHERE prod_id= :pid; |
.sqc ファイルの前処理を実行します。
SQL Anywhere には SQL プリプロセッサ (sqlpp) が用意されており、.sqc ファイルを読み込んで .cpp ファイルを生成します。これらのファイルには Ultra Light ランタイムライブラリへの関数呼び出しが格納されています。
.cpp ファイルをコンパイルします。
.cpp ファイルをリンクします。
コンパイルしたファイルは、Ultra Light ランタイムライブラリにリンクする必要があります。
![]() |
DocCommentXchange で意見交換できます
|
Copyright © 2013, SAP AG or an SAP affiliate company. - SAP Sybase SQL Anywhere 16.0 |