SQLCA (SQL Communications Area) とは、アプリケーションとデータベースの間で、統計情報とエラーをやりとりするのに使用されるメモリ領域です。SQLCA は、アプリケーションとデータベース間の通信リンクのハンドルとして使用されます。データベースとやりとりするデータベースライブラリ関数には、SQLCA が明示的に渡されます。また、Embedded SQL 文でも必ず暗黙のうちに渡されます。
生成コードには、SQLCA グローバル変数が 1 つ定義されています。プリプロセッサは、このグローバル SQLCA 変数の外部参照を生成します。外部参照の名前は sqlca、型は SQLCA です。実際のグローバル変数は、インポートライブラリ内で宣言されています。
SQLDA 型はヘッダファイル %SQLANY16%\SDK\Include\sqlca.h に定義されています。
アプリケーションでデータベースを操作するには、SQLCA (EXEC SQL INCLUDE SQLCA;
) を宣言した後、db_init を呼び出して SQLCA を渡すことによって SQL Communication Area を初期化する必要があります。
db_init( &sqlca ); |
![]() |
DocCommentXchange で意見交換できます
|
Copyright © 2013, SAP AG or an SAP affiliate company. - SAP Sybase SQL Anywhere 16.0 |