適切な作成パラメータ、接続パラメータ、同期パラメータ、プロトコルオプション、メソッド呼び出し、配備ファイルを指定して、Ultra Light アプリケーションが Linux で正常に実行されるようにします。
前提条件
この作業を実行するための前提条件はありません。
次のパラメータを指定します。
難読化を使用している場合は、データベース作成時に作成パラメータ obfuscate=1 を設定します。
AES 暗号化を使用する場合は、データベース作成時または接続時に接続パラメータ DBKEY=encryption-key を設定します。
Ultra Light アプリケーションで同期を使用する場合は、パラメータを適切に設定してください。
同期タイプ | パラメータの設定 |
---|---|
TCP/IP |
Stream 同期パラメータを tcpip に設定します。 |
HTTP |
Stream 同期パラメータを http に設定します。 |
RSA TLS |
Stream 同期パラメータを tls に設定します。 |
RSA HTTPS |
Stream 同期パラメータを https に設定します。 |
RSA または RSA FIPS 140-2 エンドツーエンド暗号化を使用している場合は、プロトコルオプション e2ee_public_key=key-file を設定します。
ZLIB 圧縮を使用している場合は、プロトコルオプション compression=zlib を設定します。
次のファイルに対してリンクします。
libulrt.a
libulbase.a
RSA TLS、RSA HTTPS、または RSA E2EE を使用している場合は、libulrsa.a
これらのファイルは、/opt/sqlanywhere16/ultralite/linux/x86/586/lib にあります。
AES 暗号化を使用している場合は ULDatabaseManager.EnableAesDBEncryption メソッドを呼び出します。
次のメソッドが、Ultra Light アプリケーションで使用される同期タイプに対して呼び出されるようにします。
同期タイプ | パラメータの設定 |
---|---|
TCP/IP |
EnableTcpipSynchronization メソッドを呼び出します。 |
HTTP |
EnableHttpSynchronization メソッドを呼び出します。 |
RSA TLS |
EnableTlsSynchronization メソッドと EnableRsaSyncEncryption メソッドを呼び出します。 |
RSA HTTPS |
EnableHttpsSynchronization メソッドと EnableRsaSyncEncryption メソッドを呼び出します。 |
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