このレッスンでは、デスクトップ PC の Sybase Central を使用して Ultra Light データベースを作成します。
前提条件
このレッスンは、受講者がこれまでのすべてのレッスンを終了していることを前提としています。 レッスン 1:Visual Studio プロジェクトの作成を参照してください。
[スタート] » [プログラム] » [SQL Anywhere 16] » [管理ツール] » [Sybase Central] をクリックします。
Sybase Central の Ultra Light プラグインを使用して、アプリケーションと同じディレクトリにデータベースを作成します。
[ツール] » [Ultra Light 16] » [データベースの作成] をクリックします。
通常、Sybase Central によって設定されるデフォルトのデータベース特性のままで問題ありません。特性は次のとおりです。
データベースファイル名 c:\tutorial\uldotnet\VBApp\VBApp.udb または c:\tutorial\uldotnet\CSApp\CSApp.udb (アプリケーションタイプによって異なります)。
DBA ユーザ ID とパスワード このマニュアルでは、例としてそれぞれ DBA と sql に設定します。
照合順 デフォルトの照合を使用します。
文字列の比較で大文字と小文字を区別する このオプションはオフにしてください。
[完了] をクリックして、Ultra Light データベースに接続します。
Sybase Central ツリービューの [テーブル] フォルダアイコンを強調表示してから、[ファイル] » [新規] » [テーブル] をクリックして、新しい Ultra Light テーブルを作成します。特性は次のとおりです。
テーブル名 Names と入力します。
カラム 次の属性を持つカラムを Names テーブルに作成します。
カラム名 | データ型 (サイズ) | NULL | ユニーク | デフォルト値 |
---|---|---|---|---|
ID | Integer | いいえ | はい (プライマリキー) | グローバルオートインクリメント |
Name | Varchar(30) | いいえ | いいえ | なし |
プライマリキー ID カラムをプライマリキーとして指定します。
Sybase Central を終了し、データベースファイルが指定のディレクトリに作成されていることを確認します。
初期化済みの (空の) データベースファイルを Visual Studio プロジェクトにリンクし、データベースファイルがアプリケーションコードとともにデバイスに配備されるようにします。
[Visual Studio] » [プロジェクト] » [既存項目の追加] をクリックします。
[Objects of Type] が [すべてのファイル] に設定されていることを確認します。データベースファイルを作成したディレクトリを参照し、アプリケーションタイプに応じてファイル VBApp.udb または CSApp.udb をクリックします。
[追加] ボタンの矢印をクリックし、[リンクとして追加] をクリックします。
Solution Explorer フレームで、プロジェクトに追加したデータベースファイル名を右クリックし、[プロパティ] をクリックします。
プロパティのパネルで、[ビルド アクション] プロパティを [コンテンツ] に設定し、[出力ディレクトリにコピー] プロパティを [常にコピーする] に設定します。
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