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SAP Sybase SQL Anywhere 16.0 » Ultra Light Java プログラミング » Ultra Light J アプリケーションの開発 » Ultra Light および Ultra Light Java Edition のデータベースの作成および接続方法

 

データベースの作成とデータベースへの接続

データベースの作成またはデータベースへの接続には、Ultra Light J API と Java アプリケーションを使用します。

前提条件

Ultra Light J API を実装する Android または BlackBerry スマートフォン用の既存の Java アプリケーションであること

 ♦ タスク
  1. データベース名を参照し、プラットフォームに適した新しい Configuration を作成します。

    次の例では、config が Configuration オブジェクトの名前で、DBname がデータベースの名前です。

    Android スマートフォンの場合:

    ConfigFileAndroid config = 
        DatabaseManager.createConfigurationFileAndroid(
            "DBname.udb",
            getApplicationContext()
        );

    BlackBerry スマートフォンの場合:

    ConfigObjectStore config = 
        DatabaseManager.createConfigurationObjectStore("DBname.ulj");

    Java SE プラットフォームの場合:

    ConfigFile config = 
        DatabaseManager.createConfigurationFile("DBname.ulj");

    任意のプラットフォームの場合、非永続的なデータベースの Configuration オブジェクトを作成できます。

    ConfigNonPersistent config = 
        DatabaseManager.createConfigurationNonPersistent("DBname.ulj");
  2. Configuration オブジェクトのメソッドを使用して、データベースプロパティを設定します。

    たとえば、setPassword メソッドを使用して新しいデータベースパスワードを設定できます。

    config.setPassword("my_password");

    Android スマートフォンの場合は、setCreationString メソッドと setConnectionString メソッドを使用して、それぞれ追加の作成パラメータと接続パラメータを設定できます。

    作成パラメータと接続パラメータの詳細については、以下を参照してください。

  3. データベースを作成する、またはデータベースに接続するために、Connection オブジェクトを作成します。

    たとえば、次のコードでは新しいデータベースが作成されます。

    Connection conn = DatabaseManager.createDatabase(config);

    DatabaseManager.createDatabase メソッドによりデータベースが作成され、そのデータベースへの接続が返されます。

    また、既存のデータベースに接続するには次のコードを使用します。

    Connection conn = DatabaseManager.connect(config);

    connect メソッドはデータベース接続処理を完了します。データベースが存在しない場合は、エラーがスローされます。

結果

Java アプリケーションから SQL 文を実行すると、データベースにテーブルとインデックスを作成できますが、データベース名、パスワード、ページサイズなどの特定のデータベース作成パラメータを変更することはできません。

 参照