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SAP Sybase SQL Anywhere 16.0 » Ultra Light Java プログラミング » Ultra Light J アプリケーションの開発 » Ultra Light J アプリケーションの構築と配備

 

Android 用 Ultra Light J アプリケーションの配備

適切な作成パラメータ、接続パラメータ、同期パラメータ、プロトコルオプション、メソッド呼び出し、配備ファイルを指定して、Ultra Light J アプリケーションが Android スマートフォンで正常に実行されるようにします。

前提条件

この作業を実行するための前提条件はありません。

 ♦ タスク
  1. 次のファイルを Android プロジェクトに追加します。

    • %SQLANY16%\UltraLite\UltraLiteJ\Android\UltraLiteJNI16.jar

    • %SQLANY16%\UltraLite\UltraLiteJ\Android\ARM\libultralitej16.so

  2. 次のパラメータを指定します。

    • 難読化を使用している場合は、データベース作成時に作成パラメータ obfuscate=1 を設定します。

    • AES 暗号化を使用する場合は、データベース作成時または接続時に接続パラメータ DBKEY=encryption-key を設定します。

    これらのパラメータを設定するには、setCreationString メソッドと setConnectionString メソッドを使用します。

  3. Ultra Light アプリケーションで同期を使用する場合は、パラメータを適切に設定してください。

    同期タイプ パラメータの設定
    TCP/IP

    Stream 同期パラメータを "tcpip" に設定します。

    HTTP

    Stream 同期パラメータを "http" に設定します。

    RSA TLS

    Stream 同期パラメータを "tls" に設定します。

    RSA HTTPS

    Stream 同期パラメータを "https" に設定します。

  4. RSA エンドツーエンド暗号化 (RSA E2EE) を使用している場合は、プロトコルオプション e2ee_public_key=key-file を設定します。

  5. ZLIB 圧縮を使用している場合は、プロトコルオプション compression=zlib を設定します。

  6. AES 暗号化を使用している場合は、ConfigPersistent.EnableAesDBEncryption メソッドを呼び出します。

  7. RSA TLS、RSA HTTPS、または RSA E2EE を使用している場合は、%SQLANY16%\UltraLite\UltraLiteJ\Android\ARM\libmlcrsa16.so を配備します。

結果

Ultra Light J アプリケーションは配備先の Android デバイスで正常に稼動します。

次の手順

アプリケーションが配備された Android モバイルデバイスに Ultra Light データベースを配備するか、または配備したアプリケーションで新しいデータベースを作成します。

 参照