Ultra Light J には、CustDB データベースに基づいたサンプルの BlackBerry アプリケーションが含まれています。このアプリケーションの名前は CustDB で、ソースコードと関連ファイルは、%SQLANYSAMP16%\UltraLiteJ\BlackBerry\CustDB\ フォルダにあります。CustDB ディレクトリには、BlackBerry JDE を使用して開くことのできるプロジェクトファイルが含まれています。CustDB アプリケーションに関するアプリケーション情報については、readme.txt を参照してください。

CustDB アプリケーションの構築後、CustDB16.cod と必要なファイルをシミュレータまたはデバイスに配備します。

CustDB プロジェクトの次のファイルには、データベースアクセスコードが含まれています。

%SQLANYSAMP16%\UltraLiteJ\BlackBerry\CustDB\mobilink.bat を実行して、ローカルの Mobile Link サーバを起動します。

CustDB プログラムは、最初の起動時に、CustDB データベースをホストするサーバと対話するために必要な情報を収集します。ここで、クエリに使用する Employee ID (50 を推奨します)、データベースをホストするサーバのホスト名または IP アドレス、サーバとの接続に使用するポート番号を指定します。

これらの値が指定されて設定が保存されると ([Menu] » [Save])、アプリケーションは指定されたサーバと同期します。アプリケーションは、指定した従業員番号 (50) に対応する Employee ID と一致する注文だけをサーバからダウンロードします。オープン状態になっている注文のみが選択されます (注文のステータスは、Open、Approved、Denied のいずれかです)。

それぞれの注文が、顧客名、注文品、数量、価格、割引の情報とともに画面に表示されます。また、画面には注文の現在のステータス (Status) とその注文に関するメモ (Notes) も表示されます。

この画面では、注文にメモを書き加えたり、注文のステータスを Approved や Denied に変更したりすることができます。[Next] ボタンと [Previous] ボタンを使用して注文をナビゲーションできます。

CustDB プログラムでも、データベースに新しい注文を追加できます。新しい注文を追加するには、[Menu] » [New Order] をクリックします。

数量と割引の値を入力します。

アプリケーションを終了する前に、メインメニューで [Synchronize] をクリックして、変更内容と新しい注文を統合データベースと同期します。

• Ultra Light J アプリケーションの構築と配備